月の名前 花の名前 | 日本語の表示発音 | 別の表現 | 元の意味 |
January | 1 ichi-gatsu
| shoh-gatsu mu-tsuki | は "moon" 三日月の形を表す漢字です。別の呼び名が二つあります。一つは "right month"です。どうして "right" なのか私は知りませんが、多分、正に一年の始まりだということでしょう。もう一つは"month of enjoying"です。正月には家族の面々が集って楽しみます。 | February umeplum | 2 ni-gatsu
| kisaragi | 別の表現が三っつあります。どれも発音は同じですが。私は最初の一つの意味は知りませんが、一番よく使われます。直訳すると "月のように"ということになります。寒夜に見上げる月は冷たそうです。二番目のは更に着重ねるという意味です。寒い、この季節、分かりやすいのですが、実は間違いなのです。陰暦では二月は太陽暦のだいたい三月に相当し、暖かくなりつつあるのです。草木が再び生えてくるという三番目のが正ししいことになります。 |
March sakuracherry | 3 san-gatsu
| yayoi | 二番目の表現は、ひらがな、と呼ばれる表音文字を使ったもので、(日本の文字のページを参照。)その、やわらかな感じが好まれてよく使われます。意味は、さらに生え育つ、 ということで、春の草木の育ちを表しています。 全体のことですが、別の表示に使っている文字は毛筆で手書きしたスタイルです。 |
April utsugideutzia | 4 shi-gatsu
| u-zuki | 昔の陰暦のカレンダーによれば、四月は初夏で "u" と呼ばれる deutziaの花が、そのシンボルになっています。 "gatsu" and "zuki" とかは、 の別の発音の仕方です。もう二つの発音の仕方があります。 "getsu" と "tsuki"です。 |
May ayameiris | 5 go-gatsu | sa-tsuki | は "five"を意味する漢字です。発音は "go-gatsu" であるべきなのですが、 "satsuki" という発音をもう一つの表現から借りてきています。普通の日本人は という字は書けません。その意味は何だか、生き生きとしたということのようです。意味をネットで調べると「さ」が古語で「耕作」で「早苗」のサも、この意味だとか、皐には神に捧げる稲とかの意味があるらしいです。しかし、水辺の平らな地というのもあって、この方が田植えのイメージには合います。 日本人は "satsuki"の発音から、澄んだ空とそよ風の吹く、涼やかな天気を思い起こします。最後の表現は多分、二番目のものを簡略化したものです。直訳は"fast month"月です。アイリス Irisの名前の由来について、このページが検索でヒットしたようなので付記すると、ギリシャ神話の虹の女神、イーリスに因んでいます。別に虹色ではなさそうですが、雨上がり、小雨に似合う花です。もう少しよく調べたら、円ではないんですけど、同心円的に色が変わっているのを虹になぞらえたということです。もっと詳しくはWikipediaに。英語版の方だと虹は天と地を結ぶから神の使いだと書いてあります。彼女は主としてヘラに仕えているようですが、トロイ戦争の最中、使い走りで走り回っています。日本語版の方の収穫はアヤメも実はイリスから来た名前とあります。ほんとでしょうか?私は葉っぱが重なりあって綾目模様になるからだ、と思いますが。いや、ゼウスが例によってイリスに言い寄るのを断り続けたことを知った妻のヘラが虹色に輝く首飾りをイリスに贈って虹の神にしたんだそうです。でもやはり、花に虹を連想させるところからそういう話になるのでしょう。ところで虹はどうして虫ヘンなんでしょう? どうやら中国で龍の一種と考えて虹の字をあてたらしいです。 |
June ajisaihortensia | 6 roku-gatsu | mina-zuki | 直訳すると"no water month"です。 6月は一年の中でも一番、雨の多い季節です。 少年時代、このように教わりました。地の上に水がこんなにあるからには、天には水が無いだろう、それが、この月の名前の由来だということで私も今日が今日まで信じていました。 しかし、いくつかの資料にあたると、これは間違いのようです。陰暦のカレンダーによれば、この月には雨の季節は終わり、稲が水が必要とするときに水が足りないということのようです。 2011/10/01 INOUE, Motoshiという方から「水無月」や「神無月」の「無」は古語で「〜の」の意味にあたる語に漢字を当てたという説もある、とのことで由来に関して諸説有る場合は明記するのがよい、と指摘がありました。不勉強で知りませんでした。確かに諸説あるようです。また「無」の「な」が「〜の」の意味に使うのは 平安時代には すでに古語になっていた ということですが、現代にも その痕跡は残っているらしいです。 |
July himawarisunflower | 7 shichi-gatsu
| fu-zuki or fumi-zuki | 直訳すると文学の月、あるいは手紙の月ということになります。説明も二つあり、一つは、この七番目の月には 七夕まつり が行われ、人々は神様に願い事の手紙を書きます。それでこの月は手紙の文月ということです。もう一つは陰暦のカレンダーでは夏は過ぎて夜が長くなってきています。そのため文学を読む時間が十分にあるということから、文学の月、つまり文月となったということです。 |
August kikyohmorning glory | 8 hachi-gatsu
| ha-zuki | 意味は"葉っぱの月"す。これに対する説明は二つあります。一つは、陰暦のこの月は木々は色づきはじめて落ち葉になる季節だから、落ち葉の月ということです。もう一つはここで言う葉は、お月見の月で、その、お月様に生えている桂の葉を意味するということです。 八月は一番暑い季節で、この月いっぱいは学校は休みになります。そして、たいていの会社は一週間以上の休みをとります。 |
September kiku chrysanthemum | 9 ku-gatsu
| naga-tsuki | | | 直訳すると"長い月"ということになります。陰暦のカレンダーでは九月は夜が長く感じられ、月も長く見られるというわけです。菊は日本で、一番好まれる花の一つで天皇家の紋章にもつかわれています。 | |
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October higan-bana amalyllis | 10 juh-gatsu
| kanna-zuki | 直訳すると"神の無い月"ということになります。十月には日本の全部の神様(日本のクリスマスを見てください。)は、出雲に集まります。このため、日本のほかの場所では神様がいないことになります。出雲では神有り月というそうですが。このほかにも諸説あります。 |
November momiji maple | 11 jyu-ichi-gatsu | shimo-tsuki
| | | 直訳すると "frost month"ということになります。十一月には、もう寒くなりはじめて朝方には地面を霜が覆うようになります。 | |
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December | 12 jyu-ni-gatsu | shiwasu | 直訳は "先生が走る"ということになります。これを理解するためには、昔の人々は何でもつけで買って年末にすべてを支払っていました。この頃の先生は個人経営で、年末になると月謝を集金しなければなりません。先生たちは、この月はとっても忙しいのです。もちろん、ほかの人たちも忙しいのですが、普段は偉そうにしている先生たちが忙しくしている様子がおもしろいというわけです。 |
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