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赤道ギニア(Equatorial Guinea) .gq

首都 マラボリ (2 万) (Malabo: Bioko 島にある; 旧称 サンタイサベル(Santa Isabel))

 西アフリカ Guinea 湾に臨む国; 公式名 赤道ギニア共和国, 41 万。ファン族 80%, ほか諸部族. 公用語: Spanish. 宗教: カトリック、土着信仰。 通貨: CFA franc。単にギニアという国もあります。
 1968年に190年の支配から脱して独立しました。 国名の由来は言うまでも無く、赤道直下と思われますが、わずかに北側にはずれているようです。ギニアの名前の由来はギニアと同じです。アフリカ大陸に本土もあるわけですが、首都はビオコ島にあります。
 061107 このページに赤道の意味とか由来を探してこられる方が目立ちますので、ちょっと調べておきました。英語の Equatorは地球を南北に真半分に切る線という意味ですが、赤道の方は古代中国で天空を太陽を通る道を星図の中に赤い線で描いていたのに由来するのだそうです。そこで混乱が生じるのですが、これですと、この赤い線は黄道になってしまいます。黄道十二宮とかの言葉がありますから。古代には Equatorとしての赤道という考えはあるはずはなく、分かっていたのは黄道の方でしょう。黄道の方が言葉としては古いのだと思います。比較的近代になって、いろいろと分かってきて、「地球の南北を二分する道は赤道と言うことにしよう、太陽の通り道は昔から黄道だし!」となったのでしょう。近代のいつそうなったのか? 調べてもわかりませんが。とにかく西洋には黄道とか白道(月の通る道)とか色で言う習慣はありませんから中国伝来の言葉でしょう。
 ちょっと面白い動画がありましたので紹介しておきます。(07/04/19 予想通りリンク切れになってしまいました。そんなこともあろうかと保存していたものをお見せします。)月日とともに太陽と地球の動きの関係を、ある緯度を選んで再現してみせるものです。黒いのが、celestial equator 天空の赤道とありますが、地球の赤道を天空に延長したものなので単に赤道と考えてもよいでしょう。この図では赤い線が ecliptic 黄道で、一年の中で太陽が通る線です。黒い線の赤道と赤い線の黄道は春分の日と秋分の日だけぴったり重なるのが分かります。黄色い線が一日の中で太陽が通る線で、私たちが一日のうちで目にする太陽の通り道です。黒い線の赤道と黄色い線の太陽の軌道は春分の日と秋分の日だけぴったり重なる、つまり太陽が赤道の真上を通るのが分かります。灰色と書いてありますが、黄色っぽく太陽のマークがそれに乗って動いているように見えるのは中に立っている自分にとっての子の方向:つまり北から午の方:つまり南への子午線です。子午線というのはどこか決まったところにあるのではなく、誰の頭の上にも、その場所での子午線があるのです。太陽がこのように動いているわけではありません。太陽が一日の内で一番高く見える、その位置が月日とともに動いて行くわけです。この図は自分は天動説みたに動かないとして描いてあるのです。 animateとあるのをチェックすると動き始めます。

 国旗の色の由来はわかりませんが、真ん中の紋章の中にあるのはコットンの木で、綿が主要産物のようです。上にある六つの星は本土と構成する島々を表すのだそうです。下側にはUNIDAD - PAZ - JUSTICIAという国のモットー、つまり「団結と平和と正義」と書いてあります。
 赤道ギニアの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。

駐日赤道ギニア大使館(外務省のページで住所がわかるだけです。)
アフリカの地図

↓赤道ギニアの地図