ポヨホラの人々 イルマリネンの結婚式のとき、一人だけ招かれないものがありました。向こう見ずで乱暴者のレミンカイネン Lemminkinenです。Ahtiの別名という説もあるようですが、カレヴァラとは矛盾します。彼は強引に押し掛けようとします。母が止めても聞かず、案の定、喧嘩してポヨホラの主人を殺し、逃げ帰る破目になります。 そこで、三年間は身を隠して、うまいこと女護ヶ島でもないけど、いい目を見たりしますが、またもや、ポヨホラに出かけて、結局はロウヒに追いかけられて水蛇に殺されます。彼の母はバラバラになった彼の死体を何とか生き返らせます。そして、レミンカイネンはまたもヴァイナモイネンとともに冒険の旅にでます。 | by Nils Hedlund そのときレミンカイネンの母は言った、 おお、息子よ、行くのはお止め、 ポホヨラの恐ろしい城の中など、 全部が材木でできたサリオラの家に、 剣を持った男たちが守っているのだから、 勇者たちは戦いの武装をしているし、 飲むと、とっても気が短いのよ。 彼らはお前に歌いかけ、一番悪いことに、 お前を剣の下に、中でも一番切れるのに、 よい男たちも彼らの歌はうち負かした、 力ある男たちも敗れ去ったのよ。 | |