公式名 タイ王国)。 人口 62,354,402人(2002)。国土面積 514,000 km2。タイ人 75%, 中国人 14%, マレー人など. 言語: Thai (公用語), Chinese, English. 宗教: 仏教が大多数. 通貨: baht。 タイランドの歴史については日本語で手頃な「タイ王国の歴史」、「タイの歴史」がありますので、そちらを参考にしてください。 バンコクのタイ語名ですが、ほんとは Krungthep Mahanakhon Bovorn Ratanakosin Mahintharayutthaya Mahadilokpop Noparatratchathani Burirom Udomratchanivet Mahasathan Amornpiman Avatarnsathit Sakkathattiyavisnukarmprasitというギネスブックにも載っている世界一長い地名だそうです。インドのパーリ語とサンスクリットの入り交じった文章で、その意味は「天使の都にして偉大な都、エメラルドの仏陀の住む都、インドラ神の住む信仰篤きアユタヤの都、9種の宝石を授けられた世界の大いなる都、神の化身が住まわれる天国のような固き王宮の幸多き都、インドラ神によって与えられヴィシュヌ神によって造られた都」だということで、最初のクルンテープ Krungthepが天使の都らしいです。 ではバンコクは何を意味するのか? 17世紀末にフランスの使節が当時のシャム王国について記した記録に今日のバンコクの位置に Bancokとか Bankokとかが記されていて、地図には水に囲まれた島として表示されています。この資料から推定すると、Banは地名というよりは村といった意味で、kokの方は島らしく、村島という意味のようです。中州から発展した都市なのでしょう。今も川の流れは細くなっていますが中州です。 国名はタイ語族の名に由来するのは間違いないでしょうが、「自由」という意味ということになっているようです。もとからそういう意味だったのかは不明のようです。以前はシャム Siamでしたが、1932年にクーデターがあって、1939年にタイランドに変わりました。 国旗は現在のものに変わったのは1917年のことで、それ以前はタイ人にとって神聖とされる白象が描かれたものでした。赤は国民と国家、中央の青はタイ王室とメナム川、白は白象にちなんだもので、仏教への信仰を象徴しているということです→タイ大使館 →タイ王国の歴史 タイの歴史 →アジアの地図