アフリカ西部の国。公式名 セネガル共和国, 人口 10,284,929人(2002)。国土面積 196,190 km2。ウォロフ族 36%, フラニ族 22%, セレル族 19%, ほか多部族。 言語: French (公用語), 部族諸語。宗教: イスラム教 80%, キリスト教(少数). 通貨: franc。 前史時代にも人が住んでいたことはわかっています。イスラム教は11世紀にやってきました。14世紀には Jolof帝国というかなり強力な国もできたようです。15世紀に入っていろんなヨーロッパ人がやってきて、奴隷貿易基地になったようです。そして話は飛んでしまいますが、1902年にフランス領西アフリカとして植民地になります。1959年にはフランス領スーダンと合併してマリ連邦になりますが、うまくいかず結局、1960年、それぞれ別に独立を宣言しました。 そして1982年、今度はガンビアと連合を組むという取り決めをしましたが、結局、実現の運びにならず1989年に解消しています。以後、南部で散発的な反乱があったりしますが、おおむね平和で国連の平和維持軍には長く協力しています。 国名の由来についてはセネガル川の名に由来するということで、意味はベルベル語でサンハジャsanhadja 「川」、またははウォロフ語でスヌガル sunugal 「我らのカヌー」といわれるとのことですが、傍証は見つかりません。 国旗は1960年の独立時に制定されたもので、汎アフリカ色である赤・黄・緑の3原色に緑の一つ星、これはアフリカの自由と統一を象徴を表すそうです。もっといっぱい、色の意味とか星の五条の光の意味などの説明もあります。 セネガルの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。→駐日セネガル大使館(外務省のページで住所がわかるだけです。)→アフリカの地図