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レユニオン(Reunion) .re

 インド洋西部 Mascarene 諸島の島です。 フランスの海外県だそうです。アフリカ大陸の東の大きな島、マダガスカル島の東にある小さな島です。と言っても 2,512 km2ありますから神奈川県くらいはあります。人口も72万人くらい(2000)います
 アラビアの船乗りはこの島を Dina Morgabin 西の島と呼んでいたそうです。どこの西でしょう? ポルトガル人が1513年にこの島を発見し、フランスが1642年に占領し、ルイ13世はブルボン島と命名したそうですが、フランス革命のときにRunionと改名されました。17世紀から19世紀にかけてフランスが植民し始めると、アフリカ人、中国人、マレー人、インド人も流れ込んできてきました。島の名前の意味は、これらの民族の統合を意味しているのでしょう。スエズ運河ができる前は、東インドの交易ルートの寄港地として重要な地位をしめていたようです。
 フランスの海外県ですから国旗はフランス国旗です。島の旗というのは今のところ無くて、旗を制定する協会というのがあって、提案しているのが左の派手な旗です。独立の動きもあるとかで、旗を制定すると言うと、さては独立の動きか?と白い目で見られるのだそうです。青はリユニオン人がヨーロッパ系人、キリスト教徒と海を。黄色はインド人系の人、ヒンズー教と太陽を、赤は中国系人とその伝統および火山を、緑はアフリカ系人とイスラム教と自然を、意味するのだそうです。それぞれの民族の顔を立てる構成になっています。そして、これらの人々が円満に暮らせるようにと、白い丸が真ん中にある訳です。フランス国旗が左側に圧縮されています。

 レユニオンの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。→インド洋の地図
↓リユニオンの地図