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オセアニアというのはオケアノスからきているようです。古代ギリシャでは地球は平らで大地のまわりに大洋が広がり、そのはるか東では海も切れてしまい,あとは魑魅魍魎が棲んでいる、と信じていました。それが「オケアノス」の世界だったのです。オケアノスにも人間が居ることが分かって、「人間の住むオケアノス」という意味でオセアニアという言葉が作られたようです。 オセアニアはどのあたりのことか、地理学上では動植物が、その線から東と西で分かれるという、ウォーレス線(下に地図をつけておきました)より東のオーストラリア、メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアのことらしいです。では、メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアは何を指すか? それはオセアニア地域の文化史的特徴(印東道子)に詳しい説明があります。言葉の意味から言うと、ミクロネシアが「小さな島々」、メラネシアが「黒い島々」、ポリネシアが「たくさんの島々」だということです。 オーストロネシアンはまた別というか、オーストラリア大陸に大昔に移り住んだ、今、アボリジニと、1876年に絶滅したタスマニア人を言うそうです。 →世界のドメイン名 →世界各国の国旗と国勢 →トップページへ |