ニウエ自治領(Niue) .nu首都 アロフィ (Alofi) 国際電話番号 +683 s 太平洋南部トンガと Cook 諸島の間にある島; ニュージーランドの自治領です。面積 260 km2、人口 2,166人 (2005)。 住民の大部分はトンガやサモア、フィジーなどから来たとのことです。AD600-1000頃の話です。そして独自の文化を築きました。キャプテン・クックが1774年に、この島を見つけましたが、島民の戦士が上陸を阻み、クックは海図に Savage Island 野蛮人の島と書き込んだのだそうです。1846年にロンドン宣教協会が布教に成功し、1900年にイギリスの保護領になり、1901年、ニュージーランドの属領になりました。1974年に自治領になりましたが、島民はニュージーランドの市民権を持ち、パスポートなどもニュージーランドのものを使います。 いろんな神話というか伝説が残っているようです。ニウエの名前も一つの伝説によっているようです。あるニウエの若者が、その頃はニウエではなかったのですが、すぐ南にあるトンガの島へ出かけて、美しい娘と恋に落ち、娘の父親に承諾を求めるのですが、父親はニウエには、ココナツがないことを聞き、若者に「おまえにココナツの種をあげる。娘と結婚したければ、ココナツが育ってからにしろ」といいます。しかし若者はココナツだけでなく、娘もつれて帰ってしまったのです。そして、若者は島に戻り島民たちに向かって「ニウ、エ」と叫びました。若者は「ほら(ニ)、ココナツ(ウエ)だよ」と自分の手柄を伝えた、これがニウエの国名になった、ほんとかな?という話ですが、伝説に疑問を挟んでもしかたがありません。キリバス人の父を持ち、フィジー生まれでフィジーで育ち、ニウエの若者と恋に落ちた女性の話です。 自治領の旗の黄色はニウエの輝く太陽とニュージーランドとの親善を意味します。そして宗主国であったイギリスのユニオンジャックがありますが、そこに星があります。これはニュージーランドの南十字星を持ってきたようです。真ん中の大きな星は青い海に孤立する自治領であることを示すのだそうです。しかし、ユニオンジャックを左肩に持つ英連邦の国はたくさんありますが、これに手を加えた国旗はニウエだけでしょう。 オセアニアの地図 ↓ニウエ自治領の地図
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