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マカオ(Macau) .mo中国南東部 Hong Kong の対岸にある、かつてのポルトガルの海外領土で、今は特別行政区として香港と同様の立場です。24 万1557年にポルトガルが植民し、港として発展してきました。17世紀にはオランダとの争奪戦が何度もあったようです。香港がイギリスの植民地として開発されると、そのビクトリア港の方が水深があるため、大きな船はそちらに引き寄せられてマカオの地位は低下しました。ポルトガルは1974年に左翼が軍事クーデターで政権を取ったのち、海外領土を手放すこととし、1976年以降は大幅な自治権が認められてきましたが、香港の例にならって1999年12月に中国に返還し、特別行政区になりました。 マカオの国名はポルトガル領の時の名称で、航海の守護聖女である阿媽を祀る閣廟があったことから、阿媽港(アマガオ)と呼ばれていて、ポルトガル語でマッコウ、マカウと転訛したということです。 特別行政区の旗を示していますが、この旗は中国への返還にあたって新しくデザインしたものです。中央の花は、マカオ特別行政区の「区の花」となっている蓮で、花弁が三方向に分けてあるのはマカオの三つの島を表わし、黄色い星は中国旗の星をとったものだということです。 |