東アフリカの国; 公式名 ケニア共和国, 2800 万。キクユ族, ルオ族, ルヒア族など諸部族 98%. 公用語: Swahili, English. 宗教: キリスト教, イスラム教, 土着信仰. 通貨: shilling。 国名はカンバ族の言葉で kiinya 「縞模様」を語源とする雪と岩石で縞模様に見えるケニア山の名前が「縞模様」であることに由来するという説。同じケニヤ山でカンバ語ですが、ダチョウの頭のように見えるところから、「ダチョウの山」を意味する Kiinyaaから来たと言う説。このほかにもキクユ族の「ケレニヤガ」(ミステリーの山の意)からきたという説もあるそうです。まったく関係ないと思いますが、ネットで検索していたら赤ちゃんの名前を探すサイトに出て、Kenyaは女性名で、ヘブライ語で「動物のつの」を意味するとありました。 ケニヤは国のほとんどが高原で、年間を通して日本の春から初夏に近くて、過ごしやすい気候だそうです。古くは7世紀にスワヒリ文明が栄えていたということです。現在は野生動物の宝庫として知られています。19世紀末からイギリスの支配下にありましたが、1963年に独立しました。この住みやすいケニヤですが、多部族であるがための困難がつきまとうようです。政治は独裁制に陥りやすく、1990年代には部族の衝突で何千人もが殺され、数万人が難民になりました。 独立運動の中心になった党の旗が国旗として制定されました。黒は国民、赤は自由獲得の戦い、緑は国土と農業、中央の楯と槍の紋章は自由を防衛する決意を表すんだそうです。この楯はマサイ族のもののようです。多民族というか多部族の国ですが、マサイ族が多いのでしょうか?→ケニア大使館 →ケニア山の写真 →アフリカの地図