インドネシア(Indonesia) .id首都 ジャカルタ (640 万) (Jakarta) 公式名 インドネシア共和国, 2 億; もと Dutch [Netherlands] East Indies、 つまりオランダ領東インドでした。1945 年に独立。マレー人(ジャワ族, スンダ族など多部族)が大部分. 公用語: Bahasa Indonesia(マレー語の仲間です)。宗教: イスラム教が約 9 割, キリスト教, ヒンドゥー教など。 通貨: rupiah. 1945 年独立。 国名の意味はギリシャ語のIndos「インド」とnesos「島々」だということですが、自称ヌサンタラ Nusantaraで、ジャワ語で言うと「島々の帝国」だということです。ヨーロッパ人が来る前は7世紀から14世紀にかけて、仏教のもと、いくつもの王国がありましたが、のちにアラブ商人が来てイスラム教が入ってきて、それが支配的になりました。仏教が栄えていた証拠に、700-800年に建造されたボロブドゥール寺院遺跡群は最古の仏教遺跡です。16世紀に入ると、オランダ人、イギリス人、ポルトガル人など、ヨーロッパ人がやってきて、その中でオランダが力を握りました。このとき、ティモールだけは別だったようです。結局、統一国として独立するのは第二次大戦で日本がオランダを追い払って、こんどは敗色濃くなった1945年でした。その功労者がスカルノ大統領です。スカルノは亡くなりましたが、デヴィ夫人は2004年現在、健在です。 国旗は、モナコとまったく同じです。赤は自由と勇気、白が正義と純潔だそうです。昔は、赤は太陽、白は月だったということです。この方が単純で信用できる気がしますが、もう一つ説があって、インドネシアでは昔から、赤と白が尊ばれていたということで、それは砂糖の色が赤(サトウヤシから採れる砂糖は赤かったのだそうです。)、そして白は米のご飯という、日常の食事に出てくる色だということです。もっともらしい、こじつけの意味づけよりは親しみが持てる気がします。独立宣言の日に掲げられた国旗は、どうやらスカルノのデヴィ夫人でない方の奥さんが赤と白の布を縫い合わせて作ったということで、その旗が独立記念日には大統領宮殿に掲げられていたそうですが、1968年までで、その後は大切に保管されているということです。 →国立民族博物館・研究公演・クリンタン ─ 海を渡ったミンダナオの響き →国立民族博物館・研究公演・バリ島の仮面舞踊 →国立民族博物館・研究公演・「西ジャワの人形芝居ワヤン・ゴレック」 →国立民族博物館・研究公演・「西ジャワの民衆舞踊クトゥック・ティル」 →インドネシア専科 非常に詳しく歴史から文化まで記されています。 インドネシアの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。 →インドネシア大使館 →アジアの地図 |