ヨーロッパ南東部の国。公式名 クロアティア共和国、470万。1946-91 年の間はユーゴスラヴィアの構成共和国でした。クロアティア人 78%, セルビア人 12%. 言語: クロアティア語, セルビア語. 宗教: カトリック, セルビア正教。通貨: Croatian dinar。 クロアティアの国名は、7世紀中頃に侵入してきた南スラブ系クロアチア人の名に由来していて、クロアチアはスラブ語の gora「山」に因み「山の民」の意味だということです。これについては、Wikipediaとか、Behinds the Name: 名前の裏には!でも裏付けが取れます。この国のドメイン名がどうして hrなのか調べてみました。クロアティアの人は Republici Hrvatskoj: Hrvatskoj共和国と思っているのです。読み方は調べてみましたが分かりません。ルバツコイという感じでしょうか? クロアチアは旧ユーゴスラビア連邦(1945〜1991年)を構成していた6つの共和国の1つで、東欧民主化の動きが起こった際にスロベニアとともに分離独立しました。現在の国旗は、その時制定されたものですが、旧ユーゴスラビア連邦時代の赤・白・青の3色をベースに中央に紋章が入ったものです。王冠にライオンやヤギ、星などが描かれたこの紋章の歴史は古く、10世紀にこの地を治めていたクロアチア王国時代にさかのぼるんだそうです。ところが、この伝統ある紋章は法律で決められているのですが、どうも憲法に違反しているらしくて、改訂の動きもあるようです。クロアチア人の郷愁に訴える紋章だとすると憲法の方が改訂されるのかもしれません。 クロアチアの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。
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