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ハード、マクドナルド諸島(Heard & McDonald Islands) .hmオーストラリア南西、かなり離れたインド洋の南の島で、オーストラリア領です。正しい英語綴りは下記です。Heard Island and McDonald Islands 無人、無毛の島々で、1947年にイギリスからオーストラリアに割譲されました。アザラシと鳥の楽園になっていて、自然保護の指定がされています。これらの島々はPeter Kempというイギリスのアザラシ狩りが見つけたのが最初のようです。ハードという島の名前は、これもアザラシ狩りのキャプテン John Heaardが1853年に見つけて、正式に報告したので、その名前がついた訳です。同様にしてマクドナルド島もキャプテン William McDonaldが1854年に見つけたということです。Kempの方は海図には記したでしょうが、縄張りとして秘密にしようと思ったのかもしれません。 その後、アザラシはアメリカ人が獲りまくってほとんど絶滅だったようです。 こうして自然を荒らし回った国が、今は、鯨、イルカなどの保護にメクジラを立てています。過去の罪滅ぼしになるでしょうか? 話変わりますが、ロンドン塔の最上階に行くと、日本のイサナ獲り、わからないでしょうね。大勢で鯨にとりついて仕留める、あれとそっくりの絵というか線刻画があります。イサナ獲りはまあ、見るも無惨だったでしょうけど、それで絶滅するようなことは考えられません。イギリスやアメリカがよその国を野蛮国と非難するのはちょっとどうかとは思いますが、まあ、満ち足りた国が、そういうことをするのは、感心したことではないでしょう。スペインの闘牛を非難するのは日本人だけではないようですが、スペイン人は文化として続けているようです。スペイン人は少なくとも韓国人の犬食いを非難する資格はないでしょう。そして、アメリカも、イギリスも。 →>インド洋の地図 |