北欧の国; 公式名 フィンランド共和国、国土面積 338,145 km2。人口 5,238,469人(2007推定)。フィン人が大部分, 他にスウェーデン人, ラップ人など(ラップ人というのは研究社の CD辞典から調べたものですが、スウェーデン語で辺境の人みたいな意味らしく、サーミ、あるいはサーメ Samiと呼ぶのが今では正しいということです。) 公用語: Finnish, Swedish. 宗教: 福音ルター派がほとんど. 通貨: markka.。第二次大戦では、やむを得ない事情で日本の同盟国ということになっていました。07/12/30 Samiの意味を求めて来た人がいましたが、元はバルチック語でスオミ suomiと同じらしく、land 土地という意味らしいです。バルチック語というのはエストニア、ラトビア、リトアニアを含む言語グループです。 フィンランドは「フィン族の土地」という意味だそうですが、自分たちではスオミと呼んでいるようです。フィンランド語はSuomiというのが正しくて、決して Finnishなどはしゃべらないようです。このスオミの意味ですが、スオミという名のとおり湖が多いとあって、ほんとかな、と調べたら、似たフィンランド語で suomiに似た言葉はなく、湿地、沼沢といった意味の suoから来たんだろうとありました。湖と沼沢、湿地の間は境目ははっきりしないでしょうから、どれが間違いということもないのでしょう。確かに湖が 187,888、島が 179,584あって、際だって湖の多い国でしょう。どうしてか、というとフィンランドの湖は,かつてこのあたりを覆っていた氷河が後退していくときに残した「引っ掻き傷」だそうです.このため,湖はいずれも浅く,また形が複雑で島の多い形になっているんだそうです。スオミについてはWikipediaの英語版では可能性の高いのは原バルト語の「土地」だということのようです。 「フィン族の土地」が由来といっても、そのフィンが何なのか気になりますが、やはりWikipediaの英語版ではゲルマン語で狩猟採集の民を意味していて、それがなぜフィンランド人を指すようになったのかは分からないようです。気になるのはスオミとサーミとは元は同じなのでは?ということです。ネットで探すとやはり同じような考えをする人がかなりいます。はたして英語版のWikipediaにも同じ語源とする説があるとあります。ネットではフィンはヘロドトスの命名とあったりしますが、確かではないようです。ヘロドトスが少なくとも、この地域のサウナ、スキタイ人の習慣を知っていたことは確かのようです。サウナという今日ではフィンランドが発祥とされているようです。日本で昔よく言われていたのは東洋のフンが入り込んだのがフィンになったというものですが、調べてみると今も少なくとも日本では有力な説のようです。 フィンランドの地にはフィンランド人が昔から住んでいたのですが、国として独立したのは1917年と比較的、新しいのです。12世紀から19世紀にかけてはスウェーデンの伯爵領というか公国だったし、1809年からはロシアの公国になっていました。独立後の一世紀でフィンランドは森林の国から多様な工業国、それもノキアに代表されるハイテクの国になっています。 国旗の青は湖と空、白は雪を象徴するんだそうです。それよりも、国旗のデザインは北欧の国に共通の「スカンジナビア十字」Scandinavian crossになっています。これは別に申し合わせてというわけでもなさそうで、歴史的な関係で、デンマークの国旗にならったらしいのです。国旗には実は十字の交点に紋章があります、というか公式行事で使われるようです。そのほかにも燕尾型というのがあって、これは以前は戦旗だったようですが、今は州の旗として使われ、十字の交点には州の紋章が入るようです。 フィンランド人は祭り好きですが、キリスト教以前から伝わるものとなると、下で紹介しているヘルカだけらしいです。ですが、近代のものでも、いろいろと変わったものがあり日本語版 Wikipediaにも紹介されていますが、中でも面白いのは「奥様運び」のようです。優勝者には奥様の体重とおなじだけビールがもらえるということです。なぜかエストニア人が常勝のようです。フィンランド語とエストニア語はかなりのところ意志疎通が可能だということです。→フィンランドの祭り・ヘルカ、カレワラ物語など→国立民族博物館展示・フィンランドの女性用衣装→フィンランドの民族衣装(販売サイト・英語) national costumeをクリックすると地域ごとの女性、男性の衣装が見れます。→夏至祭り(フィンランド政府観光局のページです。) フィンランドの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。→エウラの古代服(翻訳文)→フィンランド大使館 →世界の祭り・フィンランド→フィンランドのちょっと詳しい紹介→ヨーロッパの地図↓フィンランドの地図from http://www.tokem.fi/english/index.html
フィンランド人は祭り好きですが、キリスト教以前から伝わるものとなると、下で紹介しているヘルカだけらしいです。ですが、近代のものでも、いろいろと変わったものがあり日本語版 Wikipediaにも紹介されていますが、中でも面白いのは「奥様運び」のようです。優勝者には奥様の体重とおなじだけビールがもらえるということです。なぜかエストニア人が常勝のようです。フィンランド語とエストニア語はかなりのところ意志疎通が可能だということです。
→フィンランドの祭り・ヘルカ、カレワラ物語など→国立民族博物館展示・フィンランドの女性用衣装→フィンランドの民族衣装(販売サイト・英語) national costumeをクリックすると地域ごとの女性、男性の衣装が見れます。→夏至祭り(フィンランド政府観光局のページです。) フィンランドの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。→エウラの古代服(翻訳文)→フィンランド大使館 →世界の祭り・フィンランド→フィンランドのちょっと詳しい紹介→ヨーロッパの地図↓フィンランドの地図