西アフリカの国; 公式名 コートディヴォアール共和国、国土面積 322,460 km2。人口 17,654,843人(2006)。バウレ族, マリンケ族など数十の部族. 言語: French (公用語), 各部族の土着語. 宗教: イスラム教 20%, カトリック 13%, その他土着信仰. 通貨: franc. 1960 年フランスから独立; コーヒー豆の生産は世界第 3 位 Ivory Coastは象牙海岸、それをフランス語にするとCote d'Ivoireということですよね。国名をフランス語にするくらいですから、フランスとの関係は密接です。外国からの投資も盛んで、繁栄しそうだったのですが、1999年以降、政情は安定せず、2003年現在ではフランス軍などが駐留しているようです。 古代のことは実際のところよく分からないようです。新石器文化は存在したと考えられています。1637年に接触したとのことですが、住民は友好的でなくそのままになっていたようです。18世紀にアカン族に属するアグニ族 Agniが南東部に、バウレ族 Baoul中央部に住み着きました。1843年にフランスがGrand Bassamと Assinie地域の王と友好関係を結んで保護領とし、以後内陸部へと支配地域を広げていきましたが 1915年までは安定しなかったということです。1893年には一応、植民地にして、その後、フランス領西アフリカとして参政権のない海外領土として第二次大戦後までパリから直接統治されていました。1956年になって参政権が認められ、1960年には独立ということになりました。 国旗の色ですが、橙色は大地と、その豊かさと寛容性を、また解放に向けてたぎる若者の血を、白は正義による平和を、緑は希望とよりよき未来への確信を意味するということです。かなり欲張った意味づけですが、別の意味づけもあって、橙色は北方のサバンナを、緑は南方の森林、白は統一を意味するということです。この意味づけはニジェールの場合と同じになります。バウレ族は彫刻に優れているようです。何を意味するのか分かりませんが右のようなマスクが得意のようです。→駐日コートジボワール大使館(外務省のページで住所がわかるだけです。)→アフリカの地図 →アフリカの呼び名の起源↓コートジボワールの地図