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ウィスコンシンのワランティ契約の評価:保証期間以前と期間中
E. Dukatz, Jr., S. Schwandt
本論文はウィスコンシンで行っているワランティ契約に関する 3回目の報告であり、1996年から2001年にかけての24工事をアップデートするものである。2003年末までに行った 55のワランティ契約について建設時から現在に至るまでの供用性の経過を追跡した。
これらのデータは 5年間の保証期間を過ぎたすべての工事を含んでいる。ウィスコンシン州においてワランティ特約がいかに舗装寿命を長くし、品質を改善し、コストを減じたかを説明するために品質管理仕様の開発の背景を述べている。これからのワランティ特約の方向についても述べている。
第一回の報告ではワランティ契約での最初の工事を実施するにあたっての請負者とウイスコンシン州道路局の経験についてのものであった。第二回目は最初の工事が保証期間を過ぎたときのものであり、さらに 21のワランティ契約での舗装工事が行われた。この時点では 24工事のどれも損傷は見られなかった。また、最初の完全なスーパーペーブでの設計によるワランティ特約についての情報も報告された。ウィスコンシン州における最初のワランティ特約の工事はマーシャル試験と容積規定によって設計された。 この報告はコントラクタ側の Dukatzが発表しており、共著者は州のアスファルト舗装協会の人で州の役人の発表では無いという点が注目されます。提示されているデータはウィスコンシン州が持っている舗装損傷に関するデータベースによるものです。舗装の損傷にはひび割れ、わだち掘れ、平坦性、すべりなど多数ありますが、それぞれについてデータベースに基づいて、コントラクタ側と補修基準についての合意が形成されているようです。