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加熱混合アスファルトコンクリートの三軸試験の簡易仕様
Salil Gokhale, David Anderson, Donald Christensen, Ramon Bonaquist
本論文は以前に Christensen他が開発した試験方法を拡張して、アスファルト混合物の接着性と内部摩擦角を求める方法として使えるかを確認するものである。この簡易法はジャイレトリーコンパクターによる供試体を用いて間接引張試験(IDT)とモールの円を求める非拘束の圧縮試験を行い、同時にわだち掘れに対する抵抗をも簡易に評価するものである。
この簡易試験法で得られた結果を標準的な三軸試験の結果および高さ一定でのせん断試験(RSCH)の結果と比較した。間接引張試験は混合物の接着性を極めて優れた予測方法となり、また RSCH試験で得られる最大せん断ひずみの予測法として優れていることがわかった。
この間接引張試験はまた、ALFで観測されたわだち掘れのしやすさと非常によい相関がある。全体として、この簡易な試験法は品質管理および品質保証のための簡易で効果的な試験法として、極めて有望である。