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2004年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
技術セッション 10

Evaluation of Rutting Performance on the 2000 NCAT Test Track

2000年のNCAT試験道路でのわだち掘れ供用性の評価

E.R. Brown, B. Prowell, A. Cooley, J. Zhang, R. Powell

Abstract

 NCATにある全長が3 kmくらいあるトラック型の試験路で4セットの3連トレーラーを2年間走らせた結果をわだち掘れに注目してまとめたものです。物量にものを言わせた、いかにもアメリカらしい研究です。アスファルトの等級、改質剤の種類、粒度:例の禁止ゾーンの上、下、中、などが、比較されています。別に実験計画法で設定はせず、金を出す各州、10州ほどの、それぞれの要望する混合物で試験したわけですが、結果としていろんな比較ができるようです。アスファルト量を0.5%、余分にした舗装もあります。路盤から下はすべて同じで純粋に基層から上が評価できるようになっています。これらで計測したわだち掘れと、試験室での試験結果からの予測値との比較が中心です。どれも相関係数は0.2以下という感じで高いとはとても言えない状況です。しかし、これと同等の試験路がネバダ州とミネソタ州にもあるわけで、いずれはかなりの結果が出てくるでしょう。アブストラクトはありませんので、結論の部分を訳しています。

結論
 ここに示した結果とその解析から以下のことが言える。