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ルイジアナのスーパーペーブ混合物における骨材粒度と混合物の物理特性の比較
L. Mohammad, Z. Wu, A. Raghavendra, C. Abadie
本論文はルイジアナにおける粗粒のスーパーペーブHMA混合物の容積特性、骨材粒度分析および現場での供用性に関しての、実験室での供用性試験との比較を行ったものである。8種類のスーパーペーブHMA混合物を評価した。このうちの6種類は大交通量(3千万ESAL以上)用であり、他の2種類は低交通量用(3百万ESAL以下)用のものである。
これらのうちでも骨材については石灰岩、砂岩の2種類が、バインダについてもPG 70-22もおよび PG 76-22Mの二種類がある。実験室で行った機械的試験は間接引張強度試験と、その軸方向クリープ、高さ一定での周波数スイープ試験および、高さ一定での繰り返しせん断試験(RSCH)である。
骨材粒度分析は羃乗法則を用いて粒度の混合物の機械的特性に及ぼす影響の特徴を把握するものである。実験室での結果は大交通量用混合物は低交通用のものに比べて、間接引張強度が大きく、間接引張試験時のクリープ勾配は小さくせん断スティフネスが大きいということであった。これは大交通量用混合物は全体に低交通用のものよりも優れたわだち掘れ抵抗を有するということを示している。羃乗法則の四つのパラメータ:aCA, nCA, aFA and nFAはすべて評価した混合物の機械的特性に対して感度が高かった。
大交通量用混合物は低交通量用よりも優れているという、あまりにも当たり前の結果で、どちらかというと試験法が使えるかどうかを検証したのではないでしょうか?。羃乗法則というのはパラメータは二つのはずですが、粗骨材と細骨材を別々にあつかったということのようです、2.36mmをその境界としています。最小自乗法で求めています。まあ、粒度曲線がそのあたりで折れているのに対応しているのでしょう。何しろデータ数が少ないので、じゃあ、それが機械的特性、供用性にどう関係するのかは、まだはっきりしないようです。