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サーマルクラックの間隔予測モデルの現場での検証とパラメータによる研究
David H. Timm and Vaughan R. Voller
サーマルクラックはアスファルト舗装の早期の劣化、破壊につながる、よく見られる損傷である。このため多くの研究がこのサーマルクラックについて行われてきた。近年ではクラックの間隔を予測する機械的モデルが開発されている。この。アスファルトコンクリートの表層と支持層としての粒状材料を考慮したモデルについて略述する。また、ミネソタ試験道路の実際の舗装区間で検証した結果について述べる。このほか、このモデルの挙動をよりよく理解するためにパラメータを変化させての検証を行った。
このモデルによる予測は現場でのデータとかなりよく一致することがわかった。また、モデルから導き出したクラック間隔はアスファルトコンクリートおよび支持層ののスティフネス、粒状支持層の摩擦特性に最も影響される。今後はこのモデルを環境条件および材料の種類によってクラック間隔を予測できるようにすれば維持計画に役立つであろう。
粘弾性のみならず、粘塑性についても考慮する必要があるという指摘がありますが、よく分かりません。粘塑性は地盤工学、高分子材料などでよく議論されるようです。