トップページ | 建設用語中辞典(英仏独和) | 技術資料・目次 | 佐藤渡辺通信 | スパム紹介(日記) | |
世界の文化 | 国名・国旗の由来 | 日本の文化 | 自治体リンク(県・50音別) | アクセス解析・公開 | 作者のページ(更新状況) |
粘弾性連続体損傷モデルによるアスファルトコンクリートの一軸引っ張りにおける特性
Ghassan R. Chehab, Y. Richard Kim, Richard A. Schapery, Matthew W. Witczak and Ramon Bonaquist
ここに紹介する論文はスーパーペーブの供用性モデルに組み込むべき正確な材料特性を明らかにすることを目的としたものである。このなかには理論モデルとこれに必要な、一軸引張荷重下のアスファルト混合物の応答予測試験手順が含まれている。このモデルはアスファルトコンクリートの挙動の粘弾性、塑性および粘塑性を包含している。アスファルトコンクリートの応答に影響する、荷重速度、荷重時間、応力/ひずみの大きさ、温度および損傷などの主要な要因が扱われている。
モデル作成の戦略は、まずひずみ成分に関して独立のモデルを開発し、それを粘弾性塑性損傷モデル(VEPCD)として集成するというものである。開発したモデルはマイクロクラックがどこでいつ、つながって成長しはじめるかを正確に予測する。この後、デジタル画像相関を用いて検出した破壊過程のゾーンのひずみを用いてひび割れ発生段階後にまでモデルを拡張する。しかしながら、一度、大きなマイクロクラックが発生して拡大すると、現在のモデルはもはや応答を正確に予測することはできない。現状では、現在の連続体損傷に基づくモデルに破壊メカニズムを組み込む必要がある。
議論はかなりありますが、ちょっと専門的で難解です。