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州道130号の限定的開発合意の品質保証方式
Weng O. Tam, J. Paul Bowen, Kenneth A. Smith
中央テキサスターンパイク2002の工事は州際道路35号および既存の環状1号の混雑を解消することと、Travis郡とWiliamson郡のモビリティを改善することを目標としている。2002の工事は、州道130号の北部49マイル(SH 130)と、SH 45北、および環状1号からなっている。
本報告は、特に SH 130の限定的開発合意 (EDA)工事の品質管理および品質保証について述べるものである。本方式の目標は、工事が認められた計画、仕様、および EDAに準拠していることを保証することである。本方式はテキサス州輸送局(TxDOT)の建設工事に関する契約管理ハンドブックの要求事項と整合し、また CFR 637b(連邦の補助金を出す道路の品質管理についての規定のようです。)にも準拠するものである。
本報告では EDAの意図と、この建設の品質管理および保証にあたった当事者とその役割について述べている。また、この工事で確立された検査の仕組みについても述べる。
中心は最後の品質保証の仕組みでしょう。これには建設品質管理者、建設品質保証者、施主側材料管理者の三者が役割分担しています。 と、請負者は品質の確認には関われない仕組みになっているようです。請負者は品質管理計画書を提出するだけ、のようですが、このプロジェクトではその計画書だけで 10 cm厚くらいあったということです。実際には建設品質管理会社が検査するのは支払いに関わる最終品質の試験だけで、請負者は自らのために品質管理はやらなければならないのでしょう。支払い、あるいは合否の判定は建設品質管理会社の試験結果によって行われる、ということのようです。