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サンドアスファルト混合物におけるアスファルトバインダの疲労およびヒーリング力の動力学解析(DMA)による評価
Yong-Rak Kim, D. N. Little, and R. L. Lytton
アスファルト混合物の疲労は複雑な問題である。現象論的な疲労モデルでは、実験室での疲労試験と現場の実データとは大きく乖離する。この乖離の原因は微少な損傷の自然治癒によるもので、この治癒に主として寄与するのは混合物中のアスファルトセメントあるいはマスチック成分である。この研究では、 動力学解析(DMA)は、疲労とバインダおよびマスチックの自然治癒の両方に関して有効かつ、信頼できる手がかりを提供する。この研究では円筒型のサンドアスファルトの供試体をDMAで試験した。疲労寿命と自然治癒による疲労寿命の延長に関する休息時間の効果を調べるために、いくつかの疲労破壊パラメータの候補を考えた。ゴム改質と老化の影響についても評価した。動力学解析(DMA)は、自然治癒の再現性があって正確な評価を与えるのみならず、疲労破壊のメカニズムを洞察することをも可能にする。