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2002年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
シンポジウム 4

Using Superpave Gyratory Compaction Properties to Estimate the Rutting Potential of Asphalt Mixtures

スーパーペーブ・ジャイレトリー締め固め特性のアスファルト混合物のわだち掘れしやすさの予測への利用

R. Michael Anderson

Background

 NCHRP 9-16研究計画・「スーパーペーブ・ジャイレトリーコンパクタによる締め固め特性と供用中の舗装の永久変形との関係」は、スーパーペーブジャイレトリーコンパクタ(SGC)の締め固め中に得られる特性と、アスファルト混合物のわだち掘れ抵抗性との間に何らかの関係があるかを見いだすものであった。SHRPおよび、その後の、いくつかの研究では、締め固め曲線、時に締め固め勾配が、アスファルト混合物の予想されるわだち掘れ抵抗性と関係がありそうだ、と指摘されているが、まだ、この関係が定量化されているわけですない。
 NCHRP 9-16研究計画の目的は、
1) スーパーペーブジャイレトリーコンパクタでの締め固め中に計測可能な混合物の特性と供用中の舗装の永久変形との関係を求めることと、
2) このための計測法としての、現在のスーパーペーブジャイレトリーコンパクタと、その試験法についての改良点の指摘であった。
 これらの目的を達するためには、次の二つの作業が必要となった。
3) スーパーペーブ混合物の既存の締め固めデータを解析して、実際の(または推定の)アスファルトコンクリートのわだち掘れと関係あ、何らかの特性が、スーパーペーブジャイレトリーコンパクタの締め固め時に直接、間接に計測できるかを調べる。
4) 条件をコントロールした実験室実験を行い、SGCによる締め固め特性のどれかが、供用性に関係する試験結果と相関があるかを調べる。