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2001年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
技術セッション 07

PERFORMANCE ASSESSMENT WITH THE MMLS3 AT WESTRACK

WestTrack MMLS3試験舗装についての供用性評価

Amy L. Epps, Tazeen Ahmed, Dallas C. Little, and Magdy Y. Mikhail

Abstract

 WesTrackの4つの試験舗装区間で、アスファルトコンクリート舗装の供用性をランク付けするためのわだち掘れ深さ (RD)の基準を求めるため、促進舗装試験(APT)となる、3分の1自動車モデルの荷重シミュレータを用いた。横断プロファイルから RDを求める方法として、縮小モデル荷重(MMLS3)と実大荷重(WesTrackトラック)の両方について、二つの解析方法をとった。一つは、(1) 事前事後のプロファイルの比較に基づく方法であり、もう一つは、 (2) 単一プロファイル法で、交通が通った後だれの単一のプロファイルを横断勾配を垂直高さ 0と定義して、差を求めるものである。さらに、WesTrackのデータベースにある実験室での結果を保管するために、限定的に実験室試験を行った。
 供用性のランク付けと現場および実験室での結果の統計解析の両方を、3区間の供用性の悪かった粗粒混合物の細粒混合物で供用性の良かった1区間の打ち替え区間について行った。それぞれの区間について、二つの RDの解析方法間と、二つの異なる荷重条件間の比較も行った。どちらの RD解析の方法も供用性のランキングはよく合っており、実験室での結果によるランク付けの大多数は現場でのそれと、合致した。
 NMLS3の試験結果を用いた、わだち掘れに対する抵抗を予測する方法論も示している。NMLS3の試験温度は、30年確率での夏期の一番暑い一週の限界の温度を選択することが望ましい。
 最小限 100,000回の載荷とNMLS3の試験区間での3回の RDの測定がよいと思われる。交通を通す前と後のレーザプロフィルメータで計測された横断プロファイルを用いるのが、許容できる供用性の基準との比較で、平均 RDを求める比較解析法で行う関係で、よい。これらの基準は異なる信頼性レベル、RDの測定回数、破壊基準を考慮した方法論によって修正することができる。