Consideration of Strain at Failure and Strength in Prediction of Pavement Thermal Cracking舗装の温度ひび割れの予測における、破壊時のひずみと強度に関する考察
Hussain Bahia, Menglan Zang and Kitae Nam, Geoff Rowe, M.J. Sharrock
本研究では、アスファルト舗装の温度ひび割れに予測に必要な粘弾性の理論的原理について検討した。既存の舗装のひび割れに関する予測における仮定もしくは単純化などについて検証した。これらの研究では、この現象の複雑性はよく理解されているが、提案された予測方法ではいくつかの単純化が行われていた。また、ひび割れの予測に必要な破壊限界としてはアスファルト混合物あるはバインダの強度だけを想定していた。これらの方法は、破壊時点でのひずみがひび割れを支配する可能性を考慮にいれていなかった。これらの方法の大多数はまた、冷却速度がアスファルトバインダ、あるいは混合物の強度に与える影響について考慮していなかった。さらに、アスファルト材料について知られているガラス遷移の挙動は熱によるひずみ、あるいは結果としての舗装体の応力の計算に取り込まれていなかった。