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2000年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
技術セッション 08

Fatigue Response of Asphalt Mixtures Tested by FHWA's ALF

米国道路局(FHWA)の促進荷重試験(ALF)で試験したアスファルト混合物の疲労応答

Pedero Romero, Kevin Stuart and Walaa Mogawer

 アスファルト混合物の疲労試験をSHRPの研究で提案されたビーム疲労試験機で行った。室内で用意した供試体による結果と、連邦道路局の促進荷重試験装置(ALF)で条件を制御して行った現場における試験結果とを比較した。この結果、室内試験の疲労寿命と現場の材料の疲労寿命を直接、比較することは、室内試験が舗装構造を考慮に入れたものではないため、不可能と言う結果になった。
 しかしながら、アスファルトの種類と層厚との相対的な比較は可能であり、材料の選択および舗装構造の選択の助けになる。ALFおよび室内試験によるデータを用いて、バインダのパラメータである G*sinの予備的評価を行った。結論は、 G*sinは、実際の舗装区間で比較的大きな引張ひずみがある、つまり、このパラメータを求めたときと同様なひずみ制御がされている場合にのみ、適用可能であるということである。