ひうちざい 火打材 strut, angle bracingm angle tie, brace aisselier, lien, cotrefiche Kopfbiege, Kopfband, Winkelband, Strebeband | 梁、けた、土台で互いに交わる隅の水平面に斜めに取りつける材のことです。火打板、火打土台、火打梁などがあります。橋梁などのストラットと役目は同じで、風とか地震に強くします。「火打ち材 由来」で検索して来た人がいました。確かに不思議な用語です。ネットで調べても見つかりません。想像するところ、火打ち石を火打ち金に打ち付ける角度から来ているのだと思います。火打ち石の正しい使い方を見ると火打ち石を火打ち金に、ほぼ斜め45度に打ち付けるようにこすりつけて火花をだすようです。銭形平次の奥さんが火打ち石をカチカチ鳴らして厄よけをして送り出しますが、火打ち材は一見は役目をしないようですが、地震、大風の際には実効的に厄よけの役目をします。 |
しんかべ 真壁core wall mur de noyau Kernwand 小壁 frieze frise Fries | 心壁とも書きます。柱を外に出した壁のことです。柱が表に出さないようにした壁は大壁、あるいは大壁造りです。小壁というと鴨居↓の上の壁を指します。 |
かまち 框 chambranle chambranle, membrure 敷居 sill, door sill, threshold seuil, pas | 戸や障子の周りの枠の縦方向が框、床の間の一番手前にある横の木もそうです。上がり框とよくいい、どれがそうかと言われると困りますが、床の間とおなじように玄関を入って一番手前にある横方向の木です。どれも見た目が気になるところで、木目のきれいな木が使われます。姿のいい石を上がり框に使うこともあります。鴨居の何たるかは180 cm以上の人なら当然分かっているでしょう。難しくいうと、引違い戸、引戸の開口部の上部にある溝つきの横材ですね。鴨居の由来を探して来た人がいましたが、一説には防火の呪い(マジナイ)のため水辺で生活する鴨の形につくったというのがありますが、そんな形のがありますかね?アイヌ語で神の居る所とか、鳥居が神鳥たるニワトリの居る所、つまり止まり木で、その類型というのもあります。防火の神鳥が鴨かも知れません。敷居は下にあるやつですね。 |
ぞうさく 造作 | 木造建築で室内の仕上げ工事のうち木材を使うもののことです。これに使う敷居、鴨居↑、床柱、天井板などの材料が造作材です。 |
なげし 長押 | よくあるのは鴨居↑の横にちょっときれいな木目の板を飾りにつけた内法長押で、釘を打たなくてもすむように上端が溝になっていて、いろんなものを引っかけられるという実用的な面もあります。ほかに天井と壁が接するところに廻縁あるいは回り縁という板がありますが、そのすぐ下につけるのを天井長押、廻縁と内法長押の間につけるのを蟻壁長押というそうです。長押の由来を探してこのページに来た人がいましたが、役に立たない建築用語辞典に説明があります。 |
のみこみ のみ込み | 窓枠などの枠にガラス板とかをはめ込む場合、枠に食い込ませて見えなくなる部分の寸法のことです。糊代みたいなものです。 |
かかりしろ かかり代 | ![]() |
で 出 | ![]() |
かいだか 階高 | 一階の高さ、つまり床面から上の階の床面までの高さです。床高というと地盤面から床面までの高さということになります。建築基準法で45 cm以上と決まっています。私が昔住んでいた官舎は地面すれすれに畳面がありましたが、湿気が来ますし、何よりも寝ていて外を歩く人の足音や声が頭の上から聞こえてくるのは気味の悪いものです。F.L.というのはフロアラインの略ですが、床面の標準の高さです、どの階にもあります。G.L.(GL)というのはグランドラインの略で建物の高さを計る基準となる地盤の高さで通常は敷地地盤面の平均の高さです。ほんとは GLはクラウンドレベル Ground Levelなんだと思いますけど、ground lineとする用語解説が多いようです。グランドラインは図面上で、この高さを地盤高とするという線でしよう。別に混乱はしないでしょう。 |
やりかえし | 柱と柱の間の鴨居のように、ある間隔の中にほぼ同じ長さのものを取り外しもできるよう、柱に溝を切っておいて、そこに端を押し込んでから、全体をはめ込んで、少し戻してぴったりさせる方法のことです。逆の手順で取り外しができます。 |
カーテンウォール curtain wall | 建築において、荷重は主として柱で受け、壁はそれ自体の重量だけを支えるような建築方式です。帳壁(ちょうへき)、間仕切り壁も同様のものですけど、近代建築ではカーテンウォールということになります。帳壁はカーテンウォールの訳語らしいですけど意味が分かりづらいですよね。 |
こけらぶき 柿葺 こけら板 shingle bardeau Dachschindel | 薄いこけら板(巾15cm x 25cm内外)を使って屋根を葺くことです。土居葺(どいぶき)と同じです。 |
どうぶき 銅葺 | 胴版葺の屋根を探してこのページに来た人がいました。検索エンジンは胴と版、葺、屋根がどこかにあれば検索結果として表示しますが、実際にはありません。正しくは銅葺のようです。古い神社やお寺の屋根が淡い緑色で風情を出しているのは、この銅葺です。緑色は銅が水と炭酸ガスと結びついて塩基性炭酸塩になる一種の錆びです。これが出来ると保護膜になり、非常に耐久性があります。緑青色になるまでにはかなりの年月がかかります。最近では数時間で緑青ができる薬剤もあるようですが。緑青は毒ですが猛毒というほどでもないようです。ネットで探すと溶けないから体の中を通り抜けるだけで大丈夫とか、草餅などの色づけに使った例があるとかありますが、ほんとかな?と思います。ネットでは腐食に弱いというのも出てきます。これは新品のピカピカの時は手でさわって汗がついたりすると、そこだけが黒ずんでしまいます。年月を経れば金ピカの胴色からやがては黒ずんできて、次に緑青が出来てくるわけで、全体としては腐食に強いと言っていいと思います。 |
ほんがわらぶき 本瓦葺き | 神社やお寺の瓦は重々しく見えます。あれは普通の平瓦と丸瓦を交互にならべた葺き方です。本葺ともいうそうです。 |
じかわらぶき 地瓦葺 | その地方で産する日本瓦で屋根を葺くことです。地瓦にはもう一つ意味があって、鬼瓦などの特殊な形をした役瓦以外の普通の瓦という意味で、たいていは桟瓦ということになります。 |
まばしら 間柱stud tournisse Stnder | 建物の上の重さを支える柱ではなくて、ただ壁をつくるための骨組みとしての柱です。造園植栽関係でも間柱という言葉があります。これも形をつくるだけのものです。 |
くだばしら 管柱 胴差し | 木造の2階建以上の場合に、上まで一本で通さず、土台から胴差しという上の階と下の階との間に設ける柱から柱までの桁まで、胴差しから軒桁までというように、各階ごとに設ける柱です。管柱を使わずに一本で上まで通す柱は通し柱、または建登柱(たてのぼせばしら)です。通し柱を使わずに管柱だけを使って2階建てを建てるのをお神楽といいます。2階を建て増しすると必然的にそうなります。一般的にすでにある建物の上に継ぎ足して建てるのもそうです。言葉だけでは分かりにくいという方はインテリア図鑑の軸組構法を参考にされるといいでしょう。 |
はめ 羽目 panel, lining, sheathing panneau Schild, Fllung 羽目板 panel board, siding planche de revtement Schildbrett, Fllungsbrett | ![]() |
したみ 下見 head face, header 小口 header | ![]() |
こぐちまき 小口巻き | 木造建物で屋根を支える垂木や、切妻屋根の桁は小口↑が露出します。風雨に晒されて腐植したり、見栄えが気になるところです。塗装で防ぎますが塗り替えが必要で、半永久的に防ぐには銅板のような腐植しにくい材料で覆ってやる方法があります。これが小口巻きです。 |
がらり ルーバー louver paralume Lichtraster ジャロジー jalousie | ![]() |
きりづま 切妻(屋根) gable roof 寄棟(屋根) hip roof, hipped roof 差し掛け屋根 lean-to | ![]() |
やねふせず 屋根伏せ図 (伏せ図) roof top plan | 屋根を真上から見た平面図です。雨水の流れが分かるように勾配を付記するのが基本ですが、そんなのが無くても伏せ図です。 |
のきがわら 軒瓦 瓦 | 瓦には使用場所によっていろいろなものがあります。和風屋根の場合ですが、普通の和瓦があって、てっぺんの部分には棟瓦、その両端には鬼瓦、軒先用のが軒瓦です。そのほか、けら羽↑ではけらば瓦、これは雨が吹き込まないようになっています。、四隅にも隅瓦、これも切妻と寄棟とでは形が違ってきます。それぞれのタイプに様々なバリエーションがあります。葺き方にも何種類かあります。最近の標準的なのは引っかけ葺きで、引っかけるための突起のある瓦(桟瓦(さんがわら)、和瓦の代表になっています。)を瓦桟(かわらざん)という板を、野地板↓の上に瓦の間隔に打ち付けてあって、それに引っかけていくものです。この方式は比較的に新しいもので、私の育った田舎では土葺き (つちぶき、どぶき、べとぶき)といって、粘土で瓦を固定していました。下から粘土を練ったのをひょいと上に投げ上げると屋根職人が器用に受け取る姿がみえたものです。この場合も土を止めるための桟が90cm間隔ではありました。水を使うので湿式工法とも呼ばれるようです。荒っぽいのは桟など設けず、釘だけでとめていくのもあるようです。瓦の語源をネットで調べるとサンスクリットのカパーラというのが多数出てきます。どうも仏教とともに来たようです。広辞苑に梵語 kapalaからか?となっているのですね。中国、百済と経由して瓦博士が当時の先端技術を伝えたようです。588年のことだそうです。ですが、瓦の発音は中国でも韓国語でもワ(大統領府の青瓦台はチョン・ワ・デのようです)で今一つ納得がいきません。韓国は百済以降は中国の支配下にあって中国に右に習えだったのかも知れませんが、日本だけに原音に近いものが残ったということになります。中国は何でも中国で発明したと言い張るくせがありますからカパーラという発音は消えたのかもしれませんが。kapalaを深追いしてみると、シバ神が血を飲むのに使う人の頭蓋骨で作った盃のようです。ちなみに瓦の英語はtileです。床も屋根も同じというのは納得できませんが、研究社の辞典ではそうなっています。瓦のように少しずつ重ね合わせて使う材料の場合に一枚の瓦でどれだけの幅が実際に葺けるのかを働き寸法という重なる部分を差し引いた寸法で表します。これで瓦が何枚必要かわかるわけです。重ね合わせのある材料では共通した言い方のようです。 |
のじ(いた) 野地(板) | 屋根瓦の下にある板です。その下を5-6cm角の垂木(たるき)↓が支えます。裏板という言い方もあるようです。 |
むねあげ 棟上げ 軒桁、母屋 | ![]() |
はり 梁 girder, beam poutre Balken, Trger, Balkentrger 片持梁 cantilever, cantilever beam bras en porte--faux cantilever Kragarm, Ausleger | 梁のことなど用語辞典に載せるまでもあるまいと思われるかも知れません。では桁(けた)との違いはお分かりですか? 橋桁と橋梁はどう違う? どちらも上からの荷重を支える構造材です。構造力学の教科書では、より広い意味の梁の方を使っています。何となくですが、橋桁というと橋梁の部品といった感じです。梁で支えるところ(支点と言います。)が片側にしかないのは片持梁(かたもちばり)です。![]() |
のきうち 軒内 | 軒というのは屋根が建物からはみ出した部分のことですが、その下が軒内で、ここにタタキを設けたり、石を置いて履き物を置いたりします。軒先と似ていますが、こちらは軒の近く程度の意味でだいたいの場所を指します。 |
まぐさ | 門、窓、扉などを作るために上部に渡した梁↑です。目草と書くらしいです。材料が石で出来ているとまぐさ石だそうです。この上に小さな図がありますが、分かりにくいという方はインテリア図鑑の軸組構法を参考にされるといいでしょう。 |
じくぐみ(こうほう) 軸組(工法) | 日本式の木造建築のオーソドックスな工法で、最初に土台↓を作って、その上に柱とかを取り付けて、軸だけで一応の形ができる工法です。在来工法というとこれです。ツーバイフォー工法(2x4工法)はこれとは対照的に、壁部分を部品として作っておいて、これをパタパタ、ガチャガチャと打ち付けて作る工法です。壁式構造という言葉がありますが、その一つです。鉄筋コンクリートの住宅も普通は壁式工法です。軸組工法では、主な力を軸の部材で受け持つのですが、壁式では壁で受け持ちます。軸組の関連用語。 |
あたまつなぎ 頭繋ぎ | 柱とか束↓などの垂直な部材の頭を横方向の木で繋ぐことです。 |
どだい 土台 | ![]() |
しゃくり 抉り ほぞ dowel ほぞ穴 mortice, mortise | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こうした木材のつなぎ目のことを取り合いと言い、その、つなぎ方をひっくるめて仕口といいます。組み手ともいうらしいです。この仕口、継手には実にさまざまなものがあります。ご興味のある方は下記のサイトに行ってみて下さい。 木造住宅の仕口と継手:http://www.path.ne.jp/baumdorf/knowhow/shiguchi1.htm 相欠け継ぎ、追掛け大栓継ぎ、金輪継ぎ、腰掛け蟻継ぎ、腰掛け鎌継ぎ、尻(尾)挟み継ぎ、そぎ継ぎなどが図入りで収録されています。蟻継ぎの由来を求めて来た人がいましたが、多分、くびれた形からの連想でしょう。 「図解「指物の継手と仕口」:http://www.fuchu.or.jp/~kagu/siryo/kumite.htm 組接ぎ(蟻組接ぎ、蟻形追入れ接ぎ、石畳組接ぎ、いすか組接ぎ、二枚組接ぎ、三枚組接ぎ、ダボ立て追入れ接ぎ、留形隠し蟻組接ぎ)、留接ぎ(蟻形筋交留接ぎ、千切留接ぎ、留形隠し三枚接ぎ、留形通しホゾ接ぎ、留形三枚接ぎ、挽込み留接ぎ、)、相欠き接ぎ(蟻形相欠き接ぎ、たすき掛け相欠き接ぎ、留形相欠き接ぎ)、ホゾ接ぎ(片胴付き平ホゾ接ぎ、楔締めホゾ接ぎ、二枚ホゾ接ぎ)などが収録されています。「いすか」という言葉が出てきますが、これは小鳥の名前です。左右に食い違った嘴で松の実を食べるのです。これを連想させる継ぎ方というわけです。 もう一つ、継手一覧にも腰掛蟻継ぎ、追っ掛け継ぎ、大入れ蟻落し、腰掛鎌継ぎなどが写真付きで出ています。実はこのサイトは大工さんが作ったホームページだ〜という名前のホームページの1ページです。別の大工さんのホームページでは四方鎌継ぎという柱の接合方法が画像付きで出ています。こうしたサイトを探しているわけではありませんが、アクセスログの解析をしていると、佐藤渡辺のサイトにきた直前のサイトがわかりますので、新しく来たサイトを見ていたら、こうしたサイトにぶつかったりするわけです。多分、検索エンジンで複数がかかって、そちらのサイトを見てから佐藤渡辺の方に来たということでしょう。 |
いすか切り いすか継ぎ | ![]() |
ジベル dowel, brace block, connector goujon, cheville Dbel 輪形ジベル ring dowel goujon annulaire RingDbel 圧入ジベル press-in connector, spike dowel cheville force Einpreァ dbel スタッド stud goujon Dbel | 木を接ぐときに木を加工して組み合わせる↑のようなやり方ではなく、接合する両方の木にまたがって打ち込んで接ぐ、忍者のひしのようなもののことです。かすがい(鎹)(![]() |
ごうせいげた 合成桁 composite girder poutre compose Verbundtrger 活荷重合成桁 composite girder bridge for live load poutre compose pour charge mobile Verbundtrger fr Betriebslast 死活荷重合成桁 composite girder brdige for dead and live load poutre compose pour charge mobile et charge morte Verbundtrger fr Betriebslast und Belastung | 合成桁の考え方は上に書きましたが、普通に橋桁を作って、その上に床版を載せると、床版の重量の分は下の橋桁に対しては単なる荷重として働き、上に自動車などの活荷重が乗ったときにはじめて合成桁として働きます。これが活荷重合成桁です。これに対して、床版を施工する前に、橋桁が浮いてしまわない程度に下から支保工で持ち上げておいてから、床版のコンクリートを打って、固まってから支保工をはずしてやると、死荷重に対しても合成桁として働きます。死活荷重合成桁と言います。とうぜん、この方が橋そのものとしては経済的になるはずですが、支保工を要し、施工管理が大変で、今一つ確実性に欠けるのであまり適用例はありませんが、実際にあります。 |
いんろうつぎて 印篭継手 socket and spigot joint joint emboitement Muffenverbindung 建地 standard post | ![]() |
いんろうぶち 印篭縁 | 建具や器具の合わせ目を印篭抉りにしたものです。 |
がいこう(こうじ) 外構(工事) | 建物のまわりが外構で、そこにある舗装とか、排水、造園、塀などのもろもろの工事が外構工事です。英語でいうと多分 exterior エクステリアでしょう。 |
じぐみ 地組 仮組(立て) | 運搬の都合上、分割して搬入されたものを地上で組み立てることです。これをクレーンなどで吊って架設します。反対に上で組み立てるのは上組(うわぐみ)です。鉄の橋は工場で部材を作って現地に運び込む前に地組して、部材がちゃんと出来ているか検査します。仮組といっていましたが、ほとんど同じ意味でしょう。.ただ、仮組の場合は、もう一度ばらして運ぶということでしょう。ここから先は無駄口です。こうして仮組検査しても間違いはあるもので、昔、斜めの橋(斜橋(しゃきょう)と呼びます。)が図面が設計段階から裏返しになっていて、運び込んだら架けられなかったという話があります。板みたいなものだったら、裏返せばいいでしょうが、橋となるとそうはいかなかったようです。失敗となるといろいろあって、測量を間違えて、橋脚間の距離が図面と違っているのに気づかず、出来た橋を持っていったら、長さが足りないというのもあったそうです。私の先輩が作った橋は橋の方が10 cmばかり長すぎて、これはチョン切って何とかなりましたが。短いのは継ぎ足すというわけにはいきません。強度不足になってしまいますから。失敗というのは誰もが一回や二回は経験するもので、学校出たてのころ、私が昔作ったポストテンション方式の橋は現地で桁を造るのですが、一番端っこの桁(耳桁と呼びます。)には高欄などが付くので余分の鉄筋が要るのですが、現地に行って見ると、この鉄筋が組んでありません。手順で一番あとに組むのかな、と思っているうちにコンクリートを打ち込み始めたので、あわてて鉄筋を入れさせたことがあります。あやうく高欄が落ちるところでした。ここで言うのもはばかられる、ひどい間違いをした人がいましたが、その橋はもっています。土から下の部分はよくわからなくて、設計するときも不安なものですが、安全率の中で何とかなっているようです。 |
コンバージョン conversion | 転換とか改装、改造といった意味ですが、不動産用語としては建物の用途を、例えば空きオフィスを集合住宅に変更する、社員寮を有料老人ホームに変更する、というよう変更のことを意味します。用途の変更にともなって防災法規の適用が違ったりして構造、設備などの変更が必要になります。 |
おくそう 屋窓 トップライト top light | 「屋窓 建築法規 読み方」で検索がありました。「おくそう」以外に読みようはなさそうです。ネットで調べてもわかりません。ビルの高さ制限で階段室・昇降機・装飾塔・物見塔・屋窓などの面積が建築面積の1/8以下で高さ 5 m以下なら高さとして勘定しないということです。天窓の類で上に出っ張っているのが屋窓のようです。展望室みたいなのもそうでしょう。トップライトは普通は天窓のことです。 |