現場用語の良し悪しについて

 現場用語は関係者の仲間うちで、仕事の最中に短い言葉で確実に指示ができるという意味で、有用なものです。しかし、部外者から見ると、わけの分からない言葉を使って、容易によそ者を近づけないようにする隠語、符牒の類とも受け取れることがあります。こうしたことから、そのような現場用語を使う人を世間で白眼視したりするということも出てきます。目を転じて、コンピュータや広告業界を見ると、わけの分からないカタカナ言葉が氾濫していて、これについては批判はあるものの、人々は割合に寛容であるように思われます。日本語、それも方言由来の用語は世間から差別される嫌いがあるようです。 土木関係の現場用語で困るのは、それが方言と結びついていて、どこでも通用しないことがあるということ、現場にあまり接しない技術者には意味不明であったりすることでしょう。広く見ると関係者の仲間うちでも理解の妨げになることが無きにしもあらずということでしょう。長ったらしくならなければ、誰にでも分かる言葉を使うようにするのがいいでしょう。

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