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パレスティナ(Palestine) .ps

首都 エルサレム
Jerusalem)

 地中海東岸の古代国家。1948 年にイスラエル・ヨルダン・エジプトに分かれたが, 1967 年ヨルダン・エジプト両地区はイスラエルに占領された。エルサレムはキリストがこの国の都 Bethlehem に生まれたため聖地 (the Holy Land) と呼ばれています。 ところが、イスラム教にとっても、ここは聖地だということで、ことは複雑になっています。Texas 州東部 Waco! の東方にには同じ綴りでパレスティーン市というのがあります。首都がイスラエルと同じという複雑さ。
 パレスティナとイスラエルの関係に関する歴史は、見方によって大きく違うのだと思います。パレスチナとイスラエルは場所的には重なり合っています。パレスティナの地図というべきものがないので、イスラエルと占領地の関係の地図を示しておきました。今、パレスティナはほぼ全域、イスラエルに占領されていて、占領されていないガザ地区も、いつでも占領できる状態と言えるでしょう。今のところ、ヨルダン川西岸とガザの大部分の人々が、一応はパレスティナ政府の管理下にあるようです。
 この地域は聖書に再々登場していて、イスラエルの地とか、約束の地
とか書かれています。しかしながら、東地中海世界の考古学と歴史: 古代イスラエル史研究の方法論によると、聖書と史実との関係は、なかなかにあいまいなものがあって、歴史年表に表すことはなかなか難しいようです。パレスティナの名前はエジプトのラムセスiII世(在位:BC1184-1153)の時代にそれらしき名前が Pelesetとか記録されていて、海から来た、Philistine人と呼ばれる人々だったようです。聖書の中にもそれらしき名前があって、ガザなど主要な都市名もあるようです。ヘロドトスの時代にはシリア・パレスティナという呼び方がされていたようです。Philistineの意味ですが、ヘブライ語で侵略者と言う意味?なんだそうです。ダビデが戦う相手ののペリシテ人がそうです。そのころから仇敵の間柄だったということになります。この人々は聖書によればクレタ島、あるいはキプロスから来たということになっているけど、実際はいろんなところから来た、寄せ集めだったようです。
 この時代の東地中海は海賊の跋扈するところで、多分、Philistine人もそういう仲間だったのでしょう。この人々が、早くにまとまって国を形成していれば今日の事態にはならなかったのかも知れません。とにかく、飛び地になっているパレスチナのヨルダン川西岸の地図を見ると、イスラエルとパレスチナが今の姿で共存することは、極めて困難なことのようです。何とか協調の道を探して、バレスティナ・イスラエルとかいう一つの国になるほかないでしょう。これからの歴史の中で、彼らは協調できるのか? それは世界の安全にもかかわってきます。「我々はハッピーでない。それはお前たちのせいだ。だから惨めにしてやる」では困ります。
 国旗はヨルダンの国旗から星を除いたものです。ヨルダンとの関係はいったいどうなのか? アメリカとの協力関係から言うとあまり良くはなさそうですが。大統領旗というのがあって右側に紋章が入ります。やはり戦うイメージです。

ヨルダン川西岸の地図

↓パレスチナの地図(イスラエルと占領地の関係です。)
(アラファト議長がいるラマラはこのあたりと、印をつけました)