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フランス領ポリネシア(Polynesia(French)) .pf

首都 パペエテ (2.5 万) (Papeete)

 ポリネシアは太平洋中南部に広がる島々; Hawaii, Line, Tuvalu, Phoenix, Tonga, Cook, Samoa の各諸島, Easter 島などを含む、ということですが、フランス領ポリネシアは南太平洋のフランス領 Society 諸島の主島・タヒチ島とかボラボラ島とかのようです。
 4世紀頃にはポリネシア人が住み着いていたということです。探検者が何度かみかけたようですが、最初に訪れたのは 1777年 James Cookつまりキャプテン・クックです。マルケサス諸島 Marquesas(地図上ではフランス語綴りで Marquisesになっています)は以前はポリネシア文明の東の中心だったということです。今は観光で成り立っていて、観光施設は整備されており、犯罪もフランス領のなかでは一番低いそうです。一番大きくて有名なのはタヒチ島でしょう。ムルロア環礁はフランスが核実験をやっていたところです。世界中の非難を浴びて中止しているようですけど。
 島の旗があります。 紋章の中の波形は海を、黄色の光は太陽を表しています。真ん中にはカタマランという伝統的な漁船で×印は五人の漕ぎ手で、五つの主な群島を表しています。船は太陽に向かって進んでいるのだそうです。青い波は豊かさを示すということです。カタマランの構造は双胴で左右にあるのが、その双胴、真ん中のは帆でしょう。全体としては自由の精神と伝統を通じて人々の尊厳の堅持に向けて将来ともに責任を果たすことを表しているということです。
タヒチの地図
オセアニアの地図
↓フランス領ポリネシアの地図

1822-1829


1829-1842


1842-1880

「タヒチ 国旗」で検索がありましたので調べてみました。まず、wikipediaには国旗はありませんが、まず面積は 1,045 km2で、人口は178,133人(2007)。一番大きな都市はパペーテ Papeeteで人口は131,695人で、大部分の人はこの町に住んでいます。タヒチの人口はフランス領ポリネシアの7割近くを占めています。最初にこの島を見つけたヨーロッパ人は1606年、スペイン人でしたが何も手をつけず、1767年にイギリス人がやってきて、島民の屈託のない性質を見てバラダイスを印象づけられ、ついでルイ・アントワーヌ・ド・ブーゲンビルがフランス初の世界一周の旅を本にして発行して、タヒチを地上の楽園として紹介して有名になりました。
 そして1842年にランス太平洋艦隊の司令官デュプチ・トゥアル Dupetit Thouarsが独断で当時の女王ポマレ四世に保護領とすることを承知させました。女王が居たということはタヒチ国があったわけです。その国旗が左上と左中段のものです。左下はフランスの保護領になってからのものです。1880年にフランス植民地となってこの旗も無くなりました。