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グルジア(Georgia) .ge

首都 トビリシ (130 万) (Tbilisi)

 ヨーロッパ南東部の黒海に臨む国; 公式名 グルジア共和国, 570 万。グルジア人 70%, アルメニア人, ロシア人など. 言語: Georgian (公用語), Russian. 宗教: グルジア正教, イスラム教, ロシア正教. 通貨: ruble.。古代・中世には王国; 1936-1991 年ソ連邦構成共和国。
 この国は19世紀にはロシアに占領されていたようですが、ロシア革命の混乱のすきに独立しましたが、1921年に、今度はソビエトロシアに占領され、1936年にはソ連邦に取り込まれました。そして1991年にようやく独立を果たしましたが、まだ、宗教問題と民族問題を抱えており、安定しないようです。石油があるのが取り柄ですけど、それがまた民族問題に火を付ける恐れがあります。
 グルジアでとまどうのは、綴りがアメリカのジョージア州と同じだということです。ですが、何の関係もないようです。ジョージア州は多分、キング・ジョージ砦というのがありましたから、そちらの方でしょう。イギリスのジョージII世の1732年に州の前身としてのジョージア・プロビンスが出来たということです。グルジアの語源はいくつか説があるようで、南カフカス系のグルジア人の名、或いはクルドkurd「クルド人」に地名接尾語-iaで「クルド人の土地」という説、それから3世紀に現れた家畜の守護聖人ゲオルギウスGeorgeusの名がロシア語に転訛したとの説、もう一つ、イラン語で狼というのもあるということです。とにかく、いろんな民族の接点になっていてやっかいなところです。Georgeはフランスだとジョルジュ Georgue、ドイツ語だとゲオルグとかになりますが、大元は農夫とか労働者とかいう意味で、ヨーロッパに普遍的によくある名前のようです。
 090321の読売新聞によると、3月10日、グルジア外相・ワシャゼ氏から中曽根外務大臣に、グルジアの呼称はロシア語表記に基づくものなのでジョージアに変えて欲しいと申し入れがあったそうです。2006年にはオーストリアからオーストラリアとよく間違えられるので日本語の呼称をオーストリーに変えて欲しいといったことがありましたが、大使館商務部が一時期、オーストリーを使ったものも今ではオーストリアのようです。国の名前をどう呼ぶかは主権にかかわるわけでもなく、呼ぶ側の国の裁量でいいのでしょう。グルジア→ジョージアというのは最近のロシアとの間の紛争から来た反ロシア感情からきたものでしょう。
 グルジアといえばスターリンの出身地ですが、彼はソビエト連邦の中央集権を重視し、グルジアの自治志向は民族主義的逸脱主義として抑圧したようです。

 ちなみにWikipediaによると、グルジア人は自国人をKartvelebi:カルトヴェレビ、自国のことは Sakartvelo:サカルトヴェロと呼ぶんだそうです。カルトヴェレビは建国した Kartlosという人の名前から来ているようです。サカルトヴェロの方は頭にSaという多分、土地を意味する接頭語をつけたのでしょう。グルジアの語源についても、これもいくつか説が示されていて、一つはペルシャ語(イラン語と考えてもいいでしょう)の Gurji viaから来た、アラビア語のjurjからギリシャを経てGeorgというように変化したということです。残念なことに意味について触れられていません。
 国旗は1919年の独立の際に作って、1991年、再独立とともに復活させたものです。赤茶色が国のカラーだということで、黒と白のストライプは悲しい過去と将来への希望を表しているということです。
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