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フランス(France) .fr

首都 パリ (210 万) (>Paris)

 公式名 フランス共和国, 5800 万。フランス人(各種ヨーロッパ民族と地中海民族との混血). 公用語: French. 宗教: カトリックが大半。 通貨: franc。

 佐藤渡辺のHPへのフランスからの訪問者はそれほど多くありません。これまで個別に識別できたのは大学関係と会社ですが、第二ドメイン以下の名前のつけかたに何の規則性も見いだせません。好き勝手につけろ、という感じのようです。
 フランスからは少ないといいましたが、最近はそうでもないようで、05年12月の佐藤渡辺へのアクセス記録では4,589ファイルビューと、アメリカ、カナダ、イギリス、オランダ、中国、オーストラリア、フィリピン、台湾、韓国についで第10位に来ています。何でも、カワイイという言葉が大流行だそうで、今、"kawaii"と".fr"で検索したら、101,000 件がヒットしました。カワイイ壁紙、カワイイアニメ、カワイイアートゾーンなど盛りだくさんで、kawaii.frというドメインが16,000フランで売りに出ています。hentai.frというのが 21,000フランです。そんなモノまで日本文化にかぶれているようです。 21,000フランは30くらいの中で二番目の値段です。ぱっとしない目的に使われるのでしょう。日本語由来と思えるのはこの二つでした。"hentai.fr"を検索すると505件がヒットします。すべてそういう目的です。一番安いのが webmaitre.fr、つまりウェブマスターの1,200フランでした。
 フランスは5世紀には国らしくなっていたようですが、それはフランク帝国としてであって、それが9世紀のシャルマーニュ大帝の時代に東西にわかれたときがフランスの始まりのようです。東の部分が今のドイツの始まりで西側がフランスになったんだそうです。シャルマーニュ大帝の子孫は987年に絶えて、フランスの公爵でパリの伯爵という二つの肩書きを持ったHugh Capetが王位についてカペー王朝が始まり、1792年の革命まで続いたようです。
 その後は安定せず、ナポレオンが台頭してナポレオン時代(1799〜1814)になったり、王政復古したり、さらにナポレオン三世が出てきたりしますが、結局、1958年にドゴールが大統領制をしくまで、政権はくるくる変わっていました。ちなみに、ナポレオン三世が居れば二世もいるわけで、ナポレオンの二度目の妻、マリー・ルイーズとの間にナポレオン二世がいたのですが、早世したようです(リンク切れになりましたが、よく調べると、ナポレオンは二世に後を継がせるつもりでローマ王に任命し、ウォータルーなど二度の敗戦に際してはナポレオンは即座に退位し、瞬間的には二世が帝位についたことになっているようです。その後はオーストリアに引き取られ、ライヒシュタット公の称号を貰っていますが、21才で亡くなっています。)で、三世の方は直系ではなく、ナポレオンの最初の妻のジョセフィーヌの娘(連れ子)弟ルイととの間に生まれたシャルル・ルイです。
 フランスは不思議な国で、政治は安定せず、戦争にはナポレオンの時代を除けば負けてばかりなのに、外交はメッチャうまくて、ちゃんと大国の地位を保ってきています。フランス革命も生き抜いた煮ても焼いても食えないタレーランは有名です。現今の世界の中でアメリカに正面切ってものを言えるのはフランスだけ?という感じです。基本的には農業国で、誰の世話にならなくても自立できる強みがあるようです。輸入に頼らなくては生活がなりたたない国とはわけが違います。
 国名の由来ですが、世界史で教わるゲルマンの大移動でやってきて、フランク帝国を作りますが、そのフランク人の地だということになります。そのフランクはフランカ 投げ槍という意味らしく投げ槍がうまい国民だったようです。ですが、彼らが作り上げた神話によると、トロイ戦争で敗れたトロイ人が逃れて住み着いたということになっているようです。
 トリコロール:Tri-color、つまり三色旗で知られる国旗はフランス革命で国民軍が使用した旗で、青、白、赤は「自由・平等・博愛」のシンボルで、最初は左右の順序が逆でしたが、(旗竿に近い方が左でしょう)1794年に今の順序に改定されたということです。実は革命以前にも、国王の帽章が、この色の組み合わせだったようで、もともと、フランス人になじみ深い色だったようです。そして、三色にはそれぞれの由来があったようです。
 青はSaint Martinと呼ばれる富豪が、雪の中で物乞いをしている貧民に青いコートを剣で裂いて渡した、つまり博愛を意味する。白はルイ十三世が帰依していた聖母マリアの色で、王室の色ということになっていたようです。そして赤はSaint Denisというパリの守護聖人の色で戦旗の色として使われていたということです。とにかく、青、白、赤はフランスにゆかりが深いわけです。
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