トップページへ建設用語中辞典
(英仏独和)
世界の文化世界の国名・
 国旗の由来
国名から探す
和訳・日本の文化韓国地図検索ソウル地図検索釜山地図検索作者のページ
県別自治体リンク50音自治体リンク面白いサイトスパム紹介(日記)お問合わせ
このページだけが表示されたときは、こちらをクリックしてください。

ココス諸島(Cocos (Keeling Islands)) .cc

 国際電話番号 +61-891

 Java 島の南西にあるオーストラリアに属するサンゴ礁島群。 別称 Keeling Islands。面積 14 km2、珊瑚礁の環礁の内側も水深は極めて浅く内陸と考えればぐっと大きくまりますが。拡大地図があります。でも温暖化が進めば全体が水没しそうです。南の環礁は一番高いところで海抜 5 mです。北の方は wikipediaの英語版では 50 mのところがあるとされていますが日本語版では 9 mのようです。人口 628人(2004推定)。通貨 オーストラリア・ドル。
 全部で27のサンゴ礁島があります。キャプテン William Keelingが1609年に発見しましたが、19世紀になるまで無人で、1857年にイギリスの属領になり、1878年にはセイロン政庁の所属になり、1893年にシンガポール政庁の所属になり、この記述は元のサイトがリンク切れになり内容も変わっています。1867年に東インド会社の海峡植民地(これは後のシンガポールになるところです。)の所属になり、1955年にオーストラリアに譲渡されました。ヨーロッパ系とマレー系の混合で、宗教は回教が 8割方のようです。最初に人が住み着いたのは1826年にイギリス人 ヘア Alexander Hareがマレー人を引き連れてやってきてココヤシで儲けたようです。その後、ロス John Clunies-Rossという人物がやってきてヘアを追い出して、1831年 1886年、ビクトリア女王から永代の領主として認められ、ロス自らは王様気取りで、コインや紙幣も作っていたということです。
 第一次世界大戦のとき、ここにイギリス本国とオーストラリア、ニュージーランドを結ぶ電報の無線局があって、ドイツの映画にもなったエムデン号という勇名だか悪名をはせた巡洋艦が攻撃して撃沈されるという、ココスの海戦があったところです。このとき捕虜になったドイツ軍の乗組員の一部は日本に預けられ、コック長だったケーテルス Ketelsが日本に居座って銀座にケテルというレストランを開いたんだそうです。今も営業しています。
 ココスの名前は、ここに育つココナツヤシから来ています。気候は年初のサイクロンの時期を除けば快適なようです。
 島の旗は>正式に認められたものではないようです。
インド洋の地図

↓ココス諸島の地図