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高等研究管理局(Old style Arpanet) .arpa

 由緒正しいというか、インターネットの発祥と関係深い。米国防総省の組織:Advanced Research Project Agency。もともと、インターネットは1957年にソ連が最初の人工衛星スプートニクを打ち上げ成功して、アメリカは対抗してARPAを設立し、コンピュータ同士を結ぶ必要があると、ARPANETを作りました。それが、1983年に軍用のMILNETとARPA Internetに分れ、今日のインターネットになったわけです。
 何がそれまでと大きく違ったかというと、電話に限らず、電気通信は発信地と着信地の通信回路を交換機で繋ぎ変えて、その通話が終わるまでは回路を独占する形だったのを、パケットという情報を圧縮して小包にしたものに荷札をつけて送り出すわけです。次の交差点にはいろんな小包がつぎつぎに来ますが、荷札にしたがって仕分けられて次の交差点まで送り出すというわけです。着信地では小包を荷ほどきしてもとの情報、音声なら音の強弱信号に変えるというわけです。今では当たり前になった技術ですが、画期的な技術でした。交差点は交換機の役目をするわけですが、交換機は大きな設備なのに対して、これがコンピュータのソフトだけで無数に作れるというのが味噌です。こういう通信網を作れば、どこかの交差点が攻撃されても、どこかここかの交差点に迂回して目的地に到達できるというので戦略的価値があるというわけです。
 arpaのドメインで日本語のサイトも過去にはあったりして誰でも使えたようですが、今はIPアドレスというオクテット、つまり256進の数字で表示されるインターネットでのアドレスから watanabesato.co.jpなどの文字のドメイン名を逆引きで探し出すという特殊目的にだけ使われているようです。