トップページへ建設用語中辞典
(英仏独和)
世界の文化世界の国名・
 国旗の由来
和訳・日本の文化
韓国地図検索ソウル地図検索釜山地図検索済州道地図検索作者のページ
県別自治体リンク50音自治体リンク面白いサイトスパム紹介(日記)お問合わせ
このページだけが表示されたときは、こちらをクリックしてください。
アフリカはなぜアフリカなのか?

 「アジアとヨーロッパとアフリカの語源」によると、「百科辞典のブリタニカの記載では、古代ギリシャ人は、リビア(Libya)と呼んでいたが、古代ローマ人は、アフリカ(Africa)と呼んでいた。これはラテン語(aprica=sunny)あるいはギリシャ語(aphrike=without cold)から来たらしい。更に、アフリカという呼び名は、アフリカ大陸の北岸を表わす意味で使われ、実際には、ヨーロッパの南部の延長と見なされていた。従って、古代ローマの統治時期には植民地の南部を 「Afriga」 あるいは「Afrigsの土地」と呼ばれていた。これは、カルタゴの南に居住していた原住民ベルベル族が 「Afrigs」 と呼ばれていたからである」、となっています。それから、ネットで探していたら、「アフリカの名前は美の女神、アフロディテから来ているというのをネットで見つけて驚いた」というのがありましたが、その元をたぐってみると、どうも、誰かの悪い冗談のようです。いかにもそれらしいので納得してしまいそうです。ヨーロッパも女神の名前ですから。ただし、ある英語のサイトでは、昔はアフリカは Afrekete、ヨーロッパは Europa、アテネは Athena、アイルランドは Eriuとか、陸地や都市を女神として擬人化することはよく行われた、記されています。
 Afreketeについて調べてみると、いたずら好きのペテン師で、いかなる言葉にも通じ、男女両性も自由という、なかなかに、いかがわしい神様です。レズビアンの間でもてはやされることもあるようです。アフリカにとって名誉なこととは言えない感じです。もっとも、ヨーロッパも、ヘブライ語(hebrewでへブルーの方が正しそうです)の Ereb:日没の地とか、日差しのない地とか、の方の語源をとれば、あまりぱっとしませんが。ちなみに、アジアの方は、日の出の地らいしです。
 もう一つ、アフリカの語源についての記述が見つかりました。古代ローマではアフリカの北方、今のチュニジアあたりのことを Africa terra と呼んでいました。これは Afriの土地ていう意味で、そのAfriのもとは多分、アラビア語の afer、つまり、砂塵とか、当時、北アフリカにいた Afridi族だろうということです。
 また一つ、アフリカの語源に関する記述がありました。アラビアの「天国の女王」を意味する Ifriqiyahのラテン語が Africaで、チュニジアの呼び名でもあったというものです。