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2005年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
ワークショップ 01

Field Validation of Macrotexture-Based Hot-Mix Asphalt Segregation Detection Methods

マクロテクスチャに基づく加熱混合アスファルトの分離の検知方法の現場検証

G. Flintsch, K. McGhee, E. de Leon

Abstract

 本論文はバージニア州において通常の試験室の手順で加熱混合アスファルト(HMA)に見られる分離を検出、定量するためにマクロテクスチャ計測の有効性を検証したものである。基礎となったのはバージニア州道路局 VDOTの代表的な舗装用混合物について混合物の均一性と目標とするマクロテクスチャの予測式の検証をするべく標本設計した一連の現場実験である。
 最大粒径および容積特性の異なる8種類の HMAを対象とした。各場所で研究チームが動的マクロテクスチャを計測し、それに基づいて静的試験を行う場所を定めた。静的試験とは下記のものである。
円形トラックメータを用いた静的マクロテクスチャ、
核・電磁機器による密度、および
コア抜きによる試験
 コアについての試験はコアの高さ、比重、空隙率、透水係数、アスファルト量および粒度である。
 マクロテクスチャの計測は品質保証のための分離の検出と定量の手段として有望であることが示された。空隙率のレベル/密度とアスファルト量(従来の分離の尺度)との相関は高く、特に中程度の粒径の骨材の混合物では高かった。

 マクロテクスチャ計測と言っているのは、走行しながら車両中央と車輪位置で路面高の差を検出するもののようです。↓