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2004年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
技術セッション 13

Properties to Performance Tests of Coarse-Graded Evaluation of the Low Temperature Fracture Resistanceof Asphalt Mixtures Using the Semi-Circular Bend Test

半円形曲げ試験を用いたアスファルト混合物の低温破壊抵抗の粗粒度の供用性試験での特性

X. Li, M. Marasteanu

Abstract

 低温ひび割れは北米およびカナダにおけるアスファルト舗装の損傷の主要なものである。現在のところ、アスファルト混合物のひび割れ抵抗の評価には標準的な方法がない。
 本論文は半円形曲げ試験を低温ひび割れの仕様を定めるための候補として調査したものである。供試体の調製方法、試験方法、および破壊に対する強さと破壊エネルギーの計算方法を提案している。ミネソタ州のMnRoad試験路で使用している PG 58-40, PG 58-34とPG58-28の三種類のアスファルトバインダを用いた似たようなスーパーペーブ混合物を-30℃と-40℃で試験して破壊特性のデータを得た。スプリットプロット解析という実験計画法で、これらの混合物が統計的に異なるかを検証し、破壊エネルギー、バインダの種類の影響が有意となった。当面の結果ではアコースティック・エミッション(AE)の技術がアスファルト混合物の低温ひび割れのメカニズムの研究に使えそうである。

 供試体は直径15 cmのジャイレトリーで作成した混合物を25 mmで輪切りにして、それを半割にしたものです。ノッチといっていますが、切り欠きを設けてあります。その寸法は分かりません。上から荷重をかけて、CMOD(crack mouth opening displacement)と称する切り欠きの口の開きを0.005 mm/secに制御して試験するとあります。フィードバック制御ができるのでしょう。半円形供試体での試験はこれが初めてではなく、オランダでよく用いられているもののようです。供試体の厚さはFEMで解析して応力が一様な面応力に近い25 mmにしたようです。
 試験の結果は荷重-変形曲線から求めたスティフネスはバインダの種類との関係は有意でなかった。破壊エネルギーに関しては-30℃ではバインダ種類と関係があったが、-40℃では差が見られないものがあったようです。質疑での指摘としてバインダのガラス転移が関係しているのでは?ということです。アコースティック・エミッションは、このくらい低温なら使えるだろうと質問者が指摘していました。室温くらいでは、ノイズが大きくて使えないということです。