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2004年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
技術セッション 11

Conceptual Performance Criteria for Asphalt Mixtures

アスファルト混合物の供用性の判定の概念

T. Pellinen

Abstract

 混合物の設計の経験学的な性質は、アスファルト混合物として適正な容積特性の登場によってかなりの様変わりを見せた。混合物設計が成功するための鍵は容積を構成する原材料(バインダ、骨材、フィラーおよび添加剤)と、ある天候および交通条件とのバランスということになる。つまり、容積特性の基準を満たしながら、天候に関する配慮をして初めてバランスのとれた設計ということになる。
 混合物のスティフネスとせん断強度の微妙なバランスが設計の成功の鍵となるということである。これらのことから、基本的なスファルト混合物の供用性の判定の概念を述べる:判定基準はスティフネスとせん断強度でアスファルト混合物の機械的挙動を説明するものである。

 設計思想の違う、スーパーペーブ混合物とマーシャル法による混合物、SMA混合物、それに冬季の摩耗が問題で交通量はほとんど無視できるフィンランドの混合物を一つの考え方で説明しようとするものです。まさに概念であって、形になったものは説明のない概念図が2つあるだけで、ほんとかいな?という感じです。こういう発表にはAAPTは冷たくて質疑はまったくなかったようです。