トップページ建設用語中辞典(英仏独和)技術資料・目次佐藤渡辺通信スパム紹介(日記)
世界の文化国名・国旗の由来日本の文化自治体リンク(県・50音別)アクセス解析・公開作者のページ(更新状況)

2004年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
技術セッション 01

Mechanical Characterization of Combi-layer

コンビ-レイヤーの機械的性質

M. van de Ven, A. Molenaar

Abstract

 コンビ-レイヤーとは非常に高い空隙率(25%)のアスファルト・コンクリートの空隙にセメント・スラリーを充填したものである。本論文はコンビ-レイヤーの機械的性質に関するものである。これがなぜ必要かというと、多くのアスファルト技術者は高温時にいくらかコンクリートに似た性質を持つ、アスファルト・コンクリートとセメント・コンクリートとの中間と考えているからである。文献からは関連する材料特性は見あたらない。
 アスファルト・コンクリート混合物の機械的性質の試験方法の標準的なものが用いた。試験結果から広い温度範囲でのスティフネス、間接引張強度および設計温度での疲労曲線について述べる。標準的なアスファルト混合物とは異なることが考えられることから、基本的な材料の特性の把握が必要と考えた。いくつかの温度とひずみ速度で一軸引張および圧縮試験を行った。本報告ではひずみ速度一定の単調引張と圧縮試験について述べる。
 コンビ-レイヤーの材料とアスファルト・コンクリートおよびセメント・コンクリートの一軸試験の特性を比較した。この比較から、コンビ-レイヤーはアスファルト混合物と似た挙動することが明らかになる。高温ではセメント・コンクリートとは違って、拘束がなければ試験もできない。 このことは材料特性の温度依存性を見るとよくわかる。

 要するに半たわみ性舗装の混合物でしょう。何でやたら新語を造るのか?確かに半たわみ性舗装という言葉はあるけど、混合物については特別の名称はないようです。組み合わせ混合物、簡単には組混合物といった感じでしょうか。混合したものはどれも組み合わせには違いありませんが。