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2002年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
ワークショップ 3

Use of Surface Free Energy Properties of the Asphalt-Aggregate System to Predict Damage Potential

アスファルト・骨材混合物の損傷可能性の予測への表面自由エネルギー特性の利用

DingXin Cheng, Dallas N Little, Robert L. Lytton, James C. Holste, Professor

Abstract

 本論文では表面自由エネルギー理論に基づく水分による損傷解析を報告する。汎用ガス吸収法(universal gasadsorption)と、Wilhelmy plate法とを、それぞれ、骨材とアスファルトの表面自由エネルギーを測定するのに用いた。汎用ガス吸収法は、骨材表面の特定化学ガスを吸収する特性を利用して間接的に骨材表面のエネルギーを測定するものである。この方法は骨材の不規則な形状、寸法、鉱物、骨材表面のテクスチャにも対応できる。Wilhelmy plate(参考)では、濡れるときと、液が離れるときの表面自由エネルギーを測定する。この方法による表面接着自由エネルギーの算定は、アスファルト混合物について、より相性の良いアスファルトと骨材の組み合わせを求める助けになる。 より相性のよい組み合わせは、接着性を改良し、水分の存在下での分離のポテンシャルを減じる。