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2002年度・AAPT・アスファルト舗装技術目次へ
技術セッション 16

Development of a Thermo-viscoplastic Constitutive Model for HMA Mixtures

加熱アスファルト混合物用の熱-粘弾性構造モデル

Baoshan Huang, Louay Mohammad and Wije Wathugala

Abstract

 加熱混合アスファルト(HMA)は単調荷重および繰り返し荷重下で温度および荷重速度依存性を示す。現在、アスファルト舗装の供用性に使用されている構造モデルの多くは式の中にこの特性を導入していない。この制約は実用的な応用において重大な問題の原因となる。
 本報告は温度と荷重速度とを階層的単一表面 (HiSS Hierarchical Single Surface)塑性ベースのモデルに導入した温度-粘性-塑性・構造モデルの開発についてのものである。本モデルは非線形の塑性だけでなく、アスファルト混合物の温度および荷重速度依存性を反映することが可能である。材料の特性をキャリブレートするために、三種類の温度で一連の三軸試験、クリープ試験を行った。この研究の中で HISS度-粘性-塑性モデル用の逆予測アルゴリズムを開発した。このアルゴリズムによって、提示したモデルから得られた数値解析と、実験結果との比較を行った。逆解析から得られた結果と実験結果とはよく一致した。舗装の供用性の予測への、このモデルの応用についてさらなる研究が求められ。