以前の研究において、グリッドによる補強は適切に行えば舗装のアスファルトコンクリート層のひび割れおよびわだち掘れに対する抵抗を向上させることが示されている。本研究では、交通荷重および温度応力によるリフレクションクラッキングをよりよく理解することを主目的に、適切な実験を行って荷重が遷移する状況での、簡単な理論モデルを開発した。基本的な3種類のグリッドを試験した。ポリウレタンと、ガラス繊維およびスチールである。これらは、そのスティフネス、形状、その他の特性が異なっており、これが効果的なグリッドによる補強のキーとなる特性を理解するのに役立った。そのほか、有意なパラメータはせん断強度、およびグリッドが置かれている層間のスティフネスである。