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技術セッション 12

Evaluation of Superpave Mixtuers in Nevada

ネバダ州におけるスーパーペーブ混合物の評価

W. Marty McNamara, Peter Sebaaly, Jon Epps and Dean Weitzel

 ネバダ州交通局では、現在、SUPERPAVEの容積設計法を州の混合物設計の標準とすべく評価を進めている。この手順の一環として実験室と現場とでSUPERPAVEの容積設計法の評価を行っている。Hveem法による混合物とならべて二つのSUPERPAVEの容積設計法による混合物が施工された。本論文で紹介する研究は現場から得られたSUPERPAVEとHveem法による混合物に関する実験室での供用性評価のための実験である。SUPERPAVEの粗粒とSUPERPAVEの禁止ゾーンの上の粒度、禁止ゾーンを通る粒度、それにHveem法による粒度の混合物の四つの異なる粒度の混合物を評価した。実際の現場のアスファルト量によるSUPERPAVEの粗粒度の混合物も五番目の混合物として作られた。Hveem法の粒度による混合物については、ネバダ州交通局のHveem混合物設計法が、他の三つの混合物についてはSUPERPAVEの容積設計法が用いられた。
 混合物の永久変形に対する抵抗力の評価にはSUPERPAVEのRSCH試験を用いた。RCSH試験の結果によれば、代表的なHveem法による混合物はSUPERPAVEの粗粒混合物と同等かそれ以上であった。ある委託試験のRCSH試験の結果では、SUPERPAVEの方法によって実験室で定めた最適アスファルト量の粗粒混合物で舗装した場合は供用性が非常に悪いと出た。これらの結果から、ネバダ州交通局では、現在のところ、SUPERPAVEの配合設計法の採用に踏み切ることが非常に困難になっている。