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あっかけ
圧掛け
地盤改良のため、あるいは橋脚のウエルなどに荷重を掛けることです。
あつみつちんか
圧密沈下
settlement due to consolidation
tassement d la consolidation
Setzung druch Konsolidierung,
Konsolidierungssetzung

圧密
consolidation consolidation
Verdichtung, Konsolidierung
圧密度
degree of consolidation
degr de consolidation
Grad der Setzung,
Grad der Verdichtung,
Konsolidierungsgrad

圧密百分率
percent consolidation
体積圧縮係数
coefficient of
 volume compressibility

coefficient de compressibilit
Verdichtungsziffer
圧密係数
coefficient of consolidation
coefficient de consolidation
Konsolidierungbeiwerk,
Zusammmendrckungskoeffizient

圧密降伏応力
yield stress
 of consolidation

constrainte d'ecouliemnt
 de consolidation

Streckspannung
 von Zusammendrckung

盛土や構造物などの荷重により、地盤を構成する土が押し潰されて沈下することを言います。圧力によって水分が押し出される圧密が主因で一般には困ったことですが、逆用して地盤を改良するサンドドレーン工法↓などの工法もあります。圧密沈下はじわじわと起こります。砂地盤などで荷重をかけてすぐに沈下するのは即時沈下として区別します。最終的な圧密量に対するある時間までの圧密量との百分率を圧密度、あるいは圧密百分率といいます。どのくらい圧縮しやすいかを表すものに圧縮指数というのがあります。これは圧力を増加させたときに間隙比が減少する割合をあらわすもので、大きいほど、よく縮むということになります。荷重の増加あたりの体積の収縮の割合を体積圧縮係数(mv)といいます。圧密するときに水が抜ける速さは圧密係数(Cv)で表します。このほか、圧密の関係では圧密降伏応力(Pc)、最大履歴荷重、正規圧密(領域)、過圧密(領域)などの用語がありますが、一次専門資料(土基礎 )に詳しく図入りで説明してあります。
サンドドレーン工法
sand drain method
drain vertical en sable
Sanddrn
ペーパードレーン工法
paper drain method
puits avec mche en carton
Kartodrain
カードポードドレーン工法
card board wicks
バーチカルドレーン工法
vertical drain method
drain vertical
Vertikalentwsserung
バイブロフローテーション工法
vibroflotation method
compactage par vibroflottation
Rtteldruckverfahren
サンドコンパクションパイル
sand compaction pile
pieu dplacement en sable
Sandverdrngungsphahl
軟弱な粘土地盤の中の水を吸い出して圧密を促進させる工法の一つで、地盤の中にケーシングパイプを打ち込んで、中に砂を詰めながパイプを引き抜いて砂の柱を作って水を排水します。圧密を早めるのが目的なので上の土砂を盛って重しにしたりします。寄神建設(株)のサイトに図解があります。SD工法が略称です。砂の代わりに紙を使うペーパードレーン工法、紙の形により、カードポードドレーン工法などもあります。このほかにもプラスチックドレーンとかファブリパックドレーンなどがありますが、材料の違いだけです。このように鉛直方向に水を吸い出す工法を総称してバーチカルドレーン工法と言います。同じ軟弱でもゆるい砂質地盤ではしゃにむに砂を押し込んで締め固めて柱みたいにする工法が使われます。バイブロフローテイション工法というのがそうで、バイブロフロットと呼ばれる先端に振動を発生して水を噴射する装置がある棒を振動と水噴射の力で押し込み、所定の位置に達したら水噴射を横方向に変えて穴を広げると同時に周囲を締め固め、空間ができたところに上から砂を補充しながら、棒を抜き上げていくと、棒よりも一回り大きい、体積にして3倍くらいの砂の柱ができるというものです。さらに進化したのがサンドコンパクションパイルで、先端に砂栓と呼ぶ蓋をつけたケーシングパイプを打ち込んで、中に砂を詰め込んで砂栓をはずし、振動と圧搾空気で砂を押し込んで、ケーシングを少し引き上げては砂を詰めて押し込むということをやります。(社)日本埋立浚渫協会に動画つきの説明があります。静止画と詳しい説明もあります。SCP工法が略称です。さらに進化するとセメントを溶いたセメントミルクを注入してコンクリートの柱に近いものを作るという深層混合処理になります。やはり同協会に動画付きの説明があります。地盤改良工法はいっぱいありますが、これも同協会に分類の例があります。
いづつ
井筒
well, open caisson puits fonc
Brunner, offener Senkkasten
ウエル(well)とも言います。構造物の基礎として設置される鉄筋コンクリート製の筒状の構造物で、内部を掘削しながら、普通は重力により、所定の支持層まで沈下させて、コンクリートで底を作ったり、中に砂を詰めたりします。筒は前もって完成させる場合もありますが、沈下作業進行に合わせて継ぎ足していくのが普通。底部の水圧に対抗するため、大気圧より高い気圧をかけて行うことが多く、このような工事を圧気工事といい、作業員の健康の管理が重要であり、有資格者の管理が必要です。
エアロック air lock
sas air, luse d'un caisson
Luftschleuse
圧気工事↑において、外気圧と作業室の気圧を調整するための気密室です。
ジェット工法
jetting method
mthode de fonage
 des pieux par jet d'eau

Splverfahren
ジェッチング
jetting purge d'air
Ablassen der Luft
ウォータジェット工法
water jet method
高圧洗浄
ウォータジェット工法とも言います。高い水圧の水を噴出して掘削したり破砕したりする工法。杭打、井筒の押し込み、コンクリート、アスファルトの破砕にも利用されます。英語のつづりでは同じjettingですが、コンクリート舗装版と路盤との間にできた空隙を埋めて補修する注入工法↓において、注入する前に浮遊している土砂を圧搾空気で吹き飛ばすことをジェッチングと言います。破砕したりするウォータジェットは1,000気圧以上の高圧ですが、壊すまでもない、汚れを吹き飛ばす程度の高圧水で洗浄するのは高圧洗浄ということになります。
ちゅうにゅうこうほう
注入工法
injection method, grouting
スラブジャッキング
slab jacking
マッドジャッキング
mud jacking
procd mud-jack
Mud-Jack-Verfahren
サブシーリング subsealing
injection Unterpressen
アスファルト注入工法
asphalt grouting
薬液注入 chemical grouting
injection chemique
chemische Injektion
舗装でいうものと、地下工事でいうものとあり、舗装ではガタのきたコンクリート版の補修に、地下工事では岩盤の強化にと目的は少し違いますが、原理的には似たものです。舗装の方からいくと、オーバレイをする前にコンクリート版に穴をあけて、マッドジャッキングといって土と砂、それにセメントと水を混ぜた泥状のものをコンクリート版の下の隙間に押し込むものです。サブシーリングというのは押し込むものが、アスファルトかセメントのモルタルになり、普通は200℃以上に加熱したアスファルトを圧力をかけて注入します。最近ではアスファルト注入工法あるいは単に注入と呼ばれています。コンクリート舗装に適用するものは総称してスラブジャッキングとも呼ばれます。地盤の強化でも同様な材料も使えますが、よくいわれるのは注入材を注入する薬液注入、あるいは薬注で、これは、どんな隙間にも入るとか、強度が出るとか、地質に合わせていろいろなものが使われます。水ガラスと呼ばれる珪酸ソーダ系のものがよく知られています。
ウェルポイント工法 well point
puits filtrant, pointe filtrante
Filterbrunne mit dnnem
 Rohr kleinen Druchmessers
工事の都合で地下水位を下げたいとき、穴のあいた鉄パイプを打ち込み、真空吸引して強制排水する工法です。
ケーソン工法
ケーソン caisson caisson
Senkkasterngrndung
ニューマチックケーソン工法
neumatic caisson
caisson pneumatique
Druckluftsenkkasten
オープンケーソン工法
open caisson
puits fonc
Brunner,
offener Senkkasten
湧水の多い場所、水中などに箱型のコンクリート製構造物を沈めるようにして基礎を形成する工法です。この箱がケーソン。潜函とも言います。水圧に対抗して箱の中の気圧を大きくする圧気工事で行うものはニューマチックケーソン工法ウエルポイント工法などで水抜きをして、圧気を用いないものをオープンケーソン工法と言います。ウェルとの違いは形、大きさです。ケーソンをビルの基礎にすると、地下室にもなります。
グラウト grout
mortier liquide Schlempe
岩石、地盤などの弱点となる隙間にセメントを主体としたドロドロの液体、それを注入するのはグラウティングです。ポストテンションのPC橋でも隙間を埋めるのに使います。
コンポジット舗装
composite pavement,
semi-rigid pavemnt

chaussees composites
Kompositenpflaster
上層路盤の代わりにコンクリート舗装を使って表層にアスファルト舗装を組み合わせるもので、少し値が張りますが耐久性が期待されています。第二東名高速道路はこの構造になると考えられています。構造としては右の図のようなだけでなく、表層にブロック舗装をしたものや、安定処理路盤の上にアスファルトコンクリート層を設け、その上にコンクリート舗装をするものもあるようです。要するに複合舗装ですから何でもありなんでしょう。サンドイッチ舗装↓なども入るかも知れません。「コンポジット舗装の等値換算厚」で検索してきた人がありましたが、アスファルトとは性質が非常に異なるコンクリート舗装にTA法は適用できませんがコンポジット舗装やサンドイッチ舗装の場合も適用できません。設計するときは多層弾性理論を使うことになります。
サンドイッチ工法
sandwitch method
procd sandwich
Sandwichverfahren
軟弱な路床の上にアスファルト舗装を行う場合に、路床の上に砂や砕石の層を設け、その上に10〜20cmのセメント量の少ない貧配合コンクリート↓またはセメント安定処理などの剛性の高い層をおき、その上に粒状材料の路盤、加熱アスファルト混合物による基層、表層を設ける工法です。コンクリートとアスファルト混合物との比較的固いものの間に粒状の柔らかい層が入るのをはいるのをサンドイッチに見立てたもののようです。
ひんはいごう
貧配合
貧配合コンクリート
lean concrete, lean mixed concrete
bton maigre Margerbeton
富配合コンクリート
rich concrete
bton haute teneur en ciment
zementreicher Beton
コンクリート、アスファルト混合物の両方について、富配合、貧配合という言葉を使います。セメント、あるいはアスファルトの配合が多いか、少ないかを言うわけです。コンクリートでは貧配合のコンクリートをリーンコンクリートとかっこよく言ったりします。痩せたコンクリートということになります。アスファルトの方では富配合の方をアスファルトリッチな混合物と言ったりします。
オーガー(ボーリング)
auger (boring)
cuiler, tarire
Bohrlffel, Erdbohrer
ソイルオーガ
アースオーガー
soil auger, earth auger
tarire
Erdboher, Tellerbohrer,
Spiralbohrer
オーガーというのはもともと、木工用の直径の一定した穴を開ける、ネジ山が薄べったくて大きいネジに把っ手のついたキリのことですが、それの巨大なやつで、柔らかい地盤にねじこんでおいて引き抜くと土の試料を採れてくるわけです。これで杭の穴を作ることもできますが、人力でできるのは土の予備調査に使うソイルオーガあるいはアースオーガーです。
しきならしあつ
敷きならし厚 lift
シックネスゲージ
thickness gauge
jauge d'paisseur
Dickeprfur
敷きならし
spreading,
shaping, regulating

Abgleichen
まきだし厚
spreading depth
paisseur de revtement
Auskleidungsdicke
アスファルト混合物をで敷きならしたばかりでローラで締め固める前の厚さです。仕上り厚は混合物の種類、施工条件によって違いますが、13〜25%、減ります。所要の仕上り厚になるよう試験施工で敷き均し厚を決めます。施工中はシックネスゲージという、自動車エンジンのオイルゲージよりちょっとましなので、チェックします。盛土の場合はまきだし厚というようです。
ちゅうおうこんごうしょ
中央混合所方式
central plant mixing system
procd de malaxage en centrale
zentraler Mischungsstabilisator
中央計量現場練り混ぜ方式
central batching and
  job-mix system

Zentralmessung und Ortmischungsmethode
中央プラント混合方式
central plant mixing system
procd de malaxage en centrale
Mischen in zentraler Misscheanlage
コンクリートの練り混ぜで、工事現場の近くに計量と練り混ぜの設備を設けて練る方式で、作業が容易で能力もあるが、運搬距離が制限されるということです。これに対する言葉が中央計量現場練り混ぜ方式で、これはしっかりした計量機のあるプラントで材料を計量してダンプトラックで運搬して現場でミキサで練るもので、運搬中にコンクリートが分離したりせず、管理が容易だとされていますが、機械設備が大きくなり、現場の余裕幅や余分の労力が必要ということで、近くに普通は生コン工場があれば、生コンを用いるか中央混合方式が採用されるようです。似た言葉で中央プラント混合方式というのがあります。これは路盤材料の混合について路上混合方式に対して、現場ではない中央プラントで材料を計量混合して現場に運ぶもので、混合が均一にでき、含水比の調節の管理などが容易ですが、設備が余分に必要になり、大規模工事で採用されます。
トラックスケール
track scale
balance de wagons
Kraftwagenbrckenwaage
アスファルトプラントなどで、搬入する骨材や出荷する合材の重量をトラックごと計る大型の台ばかりです。
ひょうめんせきりろん
表面積理論
aggregate surface
area theory
アスファルト混合物の最適アスファルト量は骨材の表面積とアスファルトの膜厚で決まるという配合設計の考え方です。骨材の吸水性(アスファルトを吸う)、形と表面の性状、フィラーの性質によって大きく異なってきますが、大まかにはこの考え方は合っており、アスファルト舗装要項にもこの考え方に基づく式があり大体の検討をつけるのに用いられることがあります。
フォームドアスファルト
foamed asphalt
mousse d'asphalte
Asphaltschaum
中温化混合物
warm mix asphalt
 mixture
アスファルトの中に細かい泡を発生させてやると、泡がベアリングになって軟らかくなります。このため、低い温度でも練り混ぜ、敷均し施工ができます。最近はCO2削減が言われ、アスファルト混合物の製造、施工での省エネルギーが言われ、通常の混合温度より20 - 30℃くらい低い温度で製造、施工する中温化混合物が注目されています。温度が低いと言っても150℃くらいあります。普通の加熱アスファルト混合物 hot mix asphalt mixtureに対して中温化混合物 warm asphalt mixtureと言っているわけです。泡を発生させる方法は最初はアメリカのアイオワ大学で開発され、これはアスファルトをミキサ内に噴射するときに特殊ノズルで水蒸気も一緒に噴射してやるというものでした。ですから、これがフォームドアスファルトの元祖ですが、その後、発泡剤を混入して同様の効果を実現する方法もでてきて、こちらもフォームドアスファルトと言われるようになっています。泡が消えれば普通のアスファルト混合物と同じになるとされていますが、そううまくも行かないようで、まだ本格的には利用されてはいませんが、研究は盛んに行われています。
ロスカウント法
Ross count method
アスファルトプラントでアスファルト混合物の中の骨材が完全にアスファルトでまぶされているかを調べる試験で、まだ熱いうちに骨材の粒にばらして完全に被覆されているものの百分率を調べます。最小の混合時間を決めるための試験です。ロスというのはこの方法を考案した人の名前です。
そうおんよくせいほそう
騒音抑制舗装
noise reducing pavement
騒音を抑制する舗装で、排水性舗装が代表的なものです。道路公団では高機能舗装と言っています。これにはわだち掘れに強いという意味も含まれているようです。コンクリート舗装でもウィスパーコンクリートが注目されています。自動車による騒音というのはエンジン音、タイヤと路面との間の摩擦音、タイヤトレッドの溝の中の空気が押しつぶされて爆発的に吐き出されたり、また空気を吸ったりするときのポンピング音 air pumping noiseあるいはエアポンピング音:air pumping などですが、高速になるとこのポンピング音の割合が大きくなってきます。これらの舗装では表面の凹凸のために、このポンピングが発生しにくくなって、比較的、高音の耳に立つ騒音が減少するわけです。排水性舗装のように空隙のあるものは空隙のよる吸音効果も騒音低減に寄与します。最近では弾性ゴムチップ舗装といってゴムチップを排水性舗装のような感じの平板にした高機能のものも開発されています。また、アスファルト混合物に凍結抑制を目的としたゴム入り舗装、当社の例ではルビット舗装も、それから、砕石マスチック舗装も、その表面性状から騒音抑制効果があると言われています。
そうおんのていど
騒音の程度
騒音の程度はデシベル、dBで評価するのは常識ですね。あれは音のエネルギー程度を表していますが、あまりにも人間の感覚と異なるので、10の対数をとって表しています。つまり、音が3 dBだけ大きくなると、エネルギーとしては倍という感じです。それでも音の高い、低いで人間の感覚とは差があるので、周波数によって重み付けをしたのが、dB(A)で、普通はこれで評価します。デシベルエーと読みますが、単にデシベルでも普通はdB(A)を指しています。では30 dBAはどの程度の音なのか、たまたま、AAPAのAsphalt Reviewという雑誌の2002年5/6月号を見ていたら、感覚的な表現とデシベルの対応を示した表がありました。面白いのでここに転載しました。ロックコンサートは行ったことがありませんが、すごいものですね。85 dB以上の音を聞いていると聴力障害の原因になり、140 dB以上の音では、瞬時に聴力を失うことがある、そのため、ロックのスター達は耳栓をしていると書いてありました。 
ソフトなささやき30
蚊の鳴く声40
普通の会話60
通りの多い道路70
草刈り機の音100
ロックコンサート130
ジェットエンジン(30mの距離)150
ロケットトエンジン(30mの距離)180
マイクロサーフェシング
micro-surfacing
固まるのが速い、急硬性の改質アスファルト乳剤と水、セメントなどを混合してスラリー状にした常温の混合物を専用のペーバで、すでにある舗装路面に薄く敷きならす工法です。舗装が完全に傷む前に、予防的維持として行われます。
ろじょうさいせいろばん
路上再生路盤工法
in-place recycled basecourse
couche de base
  recycle sur place

Anstehenderckgevinnungsmaterial
 der Fragsicht
アスファルト舗装をその場所で破砕して、これにセメントとか、フォームドアスファルトアスファルト乳剤などを添加して、これも、もとの粒状路盤材料といっしょに混合して、締め固めて、新しい路盤として使えるようにする工法です。当社のIPREC工法もそうです。ドイツ語の単語が恐ろしく長いので目次の部分が以上に広くなりました。ドイツ語の場合は何が何して何とやら、という名詞を勝手に作ることができるので始末が悪いところがあります。
ひょうめんほごこうほう
表面保護工法
コンクリートの表面に樹脂を塗ったり、連続繊維シートを貼り付けたりして、耐久性を増そうという工法です。パネルを接着する方法もあるそうです。ライニング工法というのは、保護層の厚いやつです。下水管などのすでにあるコンクリートではまた、いろんな方法があって、反転工法といって、物干し竿に使うような熱で硬化する筒状のシートをくるっと反転させながら空気とか水の圧力で押し込んで蒸気などでコンクリート管に密着させる方法、形成工法といって、筒がガラス繊維に硬化性の樹脂をしみ込ませたものを、やはり熱を加えて管の内側にさらに管を形成される方法、さや管工法といって、一回りだけ小さいプラスチックの管を押し込んで、すき間にはセメントミルクを注入して一つの管にしてしまう工法、これはまた、塩化ビニールなどの帯状のものを管に引き込んでおいて、製管機というやつで、スパイラル状に帯を巻いて接着させて管を作ってしまう製管工法というのもあるそうです。これの別名はSPR工法というようですが、何の略なのか?ネットでは Spirally Pipe Renewal Methodというのと Sewage Pipe Renewal Methodが出てきます。多数決を取ると 2:30で、Sewageの方が圧勝ですが、これですと下水管再生工法くらいの意味で、Spirallyの方が工法の特徴を表しているように思います。
たいさん
耐酸コンクリート
下水道などでは硫酸を作り出す細菌などもいて、心配なところでは、こうしたものを使います。フライアッシュを混ぜて水密性を良くしたり、骨材も酸に弱い石灰石みたいなのを避けてシリカ分の多いものを使います。その心配のもとの細菌を殺したり、少なくとも増殖させないようにしようというのが抗菌コンクリートです。銅とかニッケルをコンクリートの中に混ぜたものです。構造物の補修はとにかく速さが要求されるので超速硬コンクリートといって、混合してから数時間で必要な強度になるというものが使われたりします。硬化が始まるのも数分内ということで、速すぎて困るので、硬化の始まりを遅らせる遅延剤を使ったりと妙なことをします。半たわみ性舗装でも、こちらはセメントミルクですが、交通開放を早めるために同じようなことをします。
ほすいせいほそう
保水性舗装
ヒートアイランド現象に対応するため、遮熱性性舗装↓とともに最近、注目されている舗装です。排水性舗装と似た、雷おこしみたいな舗装の空隙に水を吸着する材料(保水材)を詰めて、水を溜めて気温が上がると水分を蒸発させて気化熱を奪われることにより、舗装の温度を下げようというものです。保水材には各社、工夫があり、鉱物質や樹脂等のグラウト材や細粒材を用いま材料があります。ただ保水するだけなら紙おむつの材料みたいなのでいいのですが、蒸発しにくいということもあるようです。普通はアスファルト舗装ですが、アスファルトは水と長時間接触すると、溶けるわけではありませんが、乳化するという似たようなことがおこるので、ちょっと心配な点がありますが、使うアスファルトは高粘度バインダという強力のやつを使うので問題ないようです。一般に改質アスファルトは水に対する、はく離防止剤が入っていて乳化しにくい性質があります。
しゃねつせいほそう
遮熱性性舗装
ヒートアイランド現象に対応するため、保水性舗装↑とともに最近、注目されている舗装です。これは舗装自体ではなく、遮熱性性塗料を塗布するものです。太陽光を反射するのなら、鏡のようなピカピカか真っ白がいいことになりますが、材料に工夫があって、熱に一番かんけいする。赤外線、特に遠赤外線を選択的に反射する性質があるものを使うということです。塗料の製造メーカーによると、塗料自体を熱しても冷却が速いということで、そうなると、反射とは別に熱エネルギーを何か別な形、例えば電磁波に変換して放散する性質があることになります。このため、黒いものでも大丈夫とメーカーの方で言うので、試してみましたが、確かに効果はありますが白いものには叶いませんでした。ちょっと材料には摩訶不思議なまだ解明されていない部分があるようです。
ほすいせいほそう
保水性性舗装
ヒートアイランド現象に対応するため、遮熱性性舗装↑とともに最近、注目されている舗装です。これは舗装自体ではなく、遮熱性性塗料を塗布するものです。太陽光を反射するのなら、鏡のようなピカピカか真っ白がいいことになりますが、材料に工夫があって、熱に一番かんけいする。赤外線、特に遠赤外線を選択的に反射する性質があるものを使うということです。塗料の製造メーカーによると、塗料自体を熱しても冷却が速いということで、そうなると、反射とは別に熱エネルギーを何か別な形、例えば電磁波に変換して放散する性質があることになります。このため、黒いものでも大丈夫とメーカーの方で言うので、試してみましたが、確かに効果はありますが白いものには叶いませんでした。ちょっと材料には摩訶不思議なまだ解明されていない部分があるようです。
斜面舗装工法読んで字の通りです。20%くらいの勾配の斜面だったら普通の舗装機械でも施工できると思いますが、機械がずり落ちるような勾配になると特別の工法が必要になります。普通の道路ではそんな勾配はありません。自動車レース、競輪のコースとか試走路とかではバンクといっていますが、そういうところがあります。ほかにあるのはダムや貯水池みたいなところの堤防を水を透さないようにアスファルトで舗装するのがあります。方法としては堤防の上に重機を置いてロープでフィニッシャとかローラを吊り上げ、吊り下ろしするようにしてやる方法です→世紀東急建設のアスファルト斜面舗装工法。もう一つあるのは堤防の下に特殊な斜めに腕を張るフィニッシャでやる方法です。やたらと腕を長くできるわけでもないので 10 m位の斜面が限界でしょう→大成ロテックのアスファルト斜面舗装工法。英語にするとasphalt slope paving methodといった感じでしょう。