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平面曲線
horizontal curve
courbe en plan
Kurve im Grundriß
曲線、カーブ
curve, bend
courbe, virage
Bogen, Kurve
緩和曲線
transition curve
courbe de raccordement
Überganagsbogen
クロソイド曲線
clothoid
clothoïde
Klothoide
レムニスケート
lemniscate
lemniscate
Lemniskate
マッコンネルカーブ
McConnel curve
縦断曲線

vertical curve
courbe de profil en long
Ausrundung, Ausrundungsbogen
緩衝縦断曲線
vertical curve for
 smoothing pavement edge

Ausrundungsbogen
 für die
  Anrampungsknickpunkte
道路の普通の曲線は平面曲線で、円の一部です。ところが、直線から、円になる中間の部分というのがあります。それが緩和曲線です。これがないと、ぎくしゃくします。緩和曲線には、普通、クロソイド曲線を使います。これはハンドルを一定の速さで、回すときに描かれる車の軌跡です。これは曲線の長さに比例して曲線半径が変わるわけです。レムニスケートというのは曲線の弦の長さに比例して曲線半径が変わるものです。実質的はあまり違いはないので、扱いの容易なクロソイドが用いられるわけです。直線から曲線に入るときに、片勾配をつける関係で、ローリングといって、車が進行方向を軸にして回転します。普通はどうということはないのですが、自動車の性能試験用とかで、恐ろしい速度で走る周回路などでは、運転手の目が回る、といったことが起こります。これを防ぐための曲線が、マッコンネルカーブで、ローリングの角速度と、角加速度までが、一定以内になるようにする、計算もややこしい曲線です。道路の勾配が変わるところには縦断曲線が使われます。その場合は、半径も大きいので、緩和曲線みたいなのはつけません。緩衝縦断曲線というのは、そういうののと違って、平面の緩和曲線を設けて、片勾配も曲線半径の変化に応じて変えていくと、道路の端が縦断的に勾配を持つようになります。これが、カクンと折れるようになるのを防ぐように、変わり目のところに一種の縦断曲線を入れるものです。
ヘアピンカーブ
hairpin bend, hairpin curve
lacet
Kehre, Wendeschleife
ヘアピン鉄筋
hairpin reinforcement
fer à épingle
 à cheveux

Wendestahl
ヘアピンみたいに、Uターンするカーブです。日光のいろは坂は、ヘアピンカーブの連続ですね。そういう形をしたものは、ヘアピンの名前をもらいます。鉄筋でも、コンクリートの構造が鋭角になって、あぶなそうなところは、ヘアピンみたいに折り曲げた、ヘアピン鉄筋が用いられます。
建築線 building line
alignement (construction)
Baufluchtlinie
建築限界 clearances
gabarit de la section libre
セットバック
set back
retraite
Abrückung
一般的には、建築物を道路に接近して建てることのできる限界の線です。日本の建築線はちょっと厄介で、建築法の前身である市街地建築物法で、指定されたもので、通路を確保するために私権の制限をするものですが、建築基準法になって正式な用語ではなくなりましたが、言葉は生きています。この場合、建築物はセットバックすると言いますが、道路から何 mとか引いて建てることになります。建築限界は車両とか、歩行者の通行の妨げにならないよう、道路の中のある幅と高さの範囲内は障害物を設けてはならないと、いうもので、縛られるのは道路管理者です。
横断面(図)
cross section
profil en travers
Querschnitt, Querprofil
横断面構成
composition of cross section,
highway cross section

composition de plate-forme
Querschnittsgestaltung
道路を横に切った断面の形を図にしたものです。それが、何で構成されているかを横断面構成といいます。構成する要素は車道中央帯路肩停車帯、自転車道、自転車歩行車道、歩道、植樹帯、副道などです。
縦断面(図)
longitudinal section,
longitudinal profile

coupe en long, profile en long,
profil longitudinal,
section longitudinale

Höhenplan, Längenprofil,
Längsschnitt, Längenschnitt

施行基面
formation
forme de terrassement
Erdplanum
基準面
datum plane, reference plane
plan de comparison,
surface de référence

Bezugsebene, Bezugsfläche,
Normalnull

水準面
level surface
surface de niveau
Niveaufläche
平均海面
mean sea level
niveau moyen de la mer
mittlerer Meeresspiegel
水準点
bench mark
index des altitudes,
repère,
repère de nivellement

Höhenmarke,
Nivellementspunkt
道路を長手方向に切った断面を図にしたものです。高さに比べて距離の縮尺を小さくして、勾配がよく分かるようにします。距離、原地盤高施行基面、つまり、施行の基準になる高さで、舗装表面の高さとか、縦断勾配、縦断曲線長、平面曲線についても、どちらの方向に半径何 mのカーブが入っているか、クロソイドの始点、終点などが分かるようになっています。では、この標高はどうやって決めるのか、それは基準面からの高さ、つまり、基準となる水準面、これはどの点も重力の方向と直角になるような曲面ということですが、日本では東京湾の平均海面からの高さが基準面です。水準点は標高が正確に定められている点で標石などが埋められています。主要な道路には 2 kmおきぐらいにあります。さらに、その水準点から測量して測った、建築の際の各階の高さの基準となる点なども水準点と呼ばれるようです。ベンチマークとも呼びます。
どこうじょうぎ
土工定規
標準(設計)断面図
standard cross section
typical cross section

profil en travers normal
Regilquerschnitt
別にこういう名前の道具があるわけではありません。土をどういう形に仕上げるか、その標準的な断面図のことを言います。設計図とは違って、その場所々々、左右で高さが変わるわけですが、天端の幅や、のり面の勾配などは標準にしたがうわけです。
のぼりこうばい
上り勾配
upward grade
rampe
Steigung
下り勾配
downward grade
pente longitudinale
Gefälle
水平部、水平区間
level stretch,
level section

palier
waagerechter Straßenabschnitt
あまりにも自明な言葉ですが、英仏独和のことも考えて、項目を設けました。
道路区間
road section
tronçon de route
Straßenabschnitt
英仏独和のために項目を設けました。
せいどうていししきょ
制動停止視距
stopping sight distance
distance de
 visibilité d'arrêt

Haltsichtweite,
Anhaltesichtweite
(スイス、オーストリア)

判断時間
driver judgement time
反応時間
reaction time
temps de réaction
Reaktionszeit
反応距離
driver reaction distance
制動距離
braking distance
distance de freinage
Bremsweg
停止距離
total stopping distance
distance d'arrêt
Anhaltweg
道路の線形の設計に使われる、運転者の目の高さを想定した1.2 mの高さから、路面の上の高さ 10 cmの障害物を見つけてから、完全に停止するまでに走る距離のことです。カーブのために見えないとか、峠などの縦断曲線のために見えなくなるといったことを考慮するわけです。実際は障害物を視認してから、停止するかどうか判断する判断時間と、実際にブレーキをかけ始めるまでの反応時間、の間、だいたい、1秒+1.5秒の間は、最初の速度のまま、反応距離だけ走って、それから実際にブレーキがかかってから停止するまでに制動距離だけ走るわけです。停止距離は一般的な言い方ですが、実質は同じでしょう。
追い越し視距
overtaking sight distance
distance de visibilité
  de dépassement

Überholsichtweite
最小必要追い越し視距
minimum passing
 sight distance

Mindest¨berholsichtweite
視距
sight distance
distance de visibilité
Sichtweite
往復二車線の道路で前の車を追い越すときに必要な視距、つまり障害物なしで見える距離です。相手が車なので、停止視距の場合と違って、高さ1.2 mの障害物が見えるかで判断します。追い越しできると判断してから、車線を変更するという計算をします。もっと横着なドライバーは、まず、車線移動してから、対向車がないか判断して、まずければ、戻りますが、その場合は最小必要追い越し視距があればいいということになります。
交通容量
capacity
capacité
Leistungsfähigkeit
基本交通容量
basic capacity
capacité de base
grundlegende Leistungsfähigkeit
可能交通容量
possible capacity
capacité possible
mögliche Leistungsfähigkeit
どれだけの交通が通れるかということです。普通は1時間に通れる交通量のことです。みんなが行儀良く、速度も間隔も理想的な状態で、続けて通ったとしたら、というのが基本交通容量です。だいたい、1車線、1時間あたり2,000台です。実際には、途中での出入り、車の速い、遅いがあって、実際に可能な可能交通容量というのがあります。
設計交通容量
design capacity
capacité pratique
praktische Leistungsfähigkeit,
Zulässige Verkehrsbelastung
(スイス)

設計時間交通量
design hourly volume
trafic horaire de base
stündliche Verkehrsstärkenvoraussicht
サービス水準
level of service
niveau de service
Verkehrsqualität
道路の設計では予測した交通量が通れるように車線の数を決めるわけですが、そのときに設計交通容量というのが使われます。どうして、可能交通容量を使わないのか? 幹線道路などは設計速度も高く、すいすい通す必要がありますが、これを、計画水準と言っていますが、重要度に応じて、可能交通容量を割り引いたものを設計交通容量とするわけです。で、予測した交通量がちゃんと通れるのか? 交通量というのは時間によって多くなったり、少なくなったりしているわけで、一番多いときの交通量を考えればよいのでしょうが、これだとべらぼうに必要な車線数が多くなったりします。そこで、一年間、時間にして8,760時間の一時間ごとの交通量を多い順に並べていくと、経験的に、1番目と30番目とでは、倍半くらいの違いがあります。年に30時間くらいは、ちょっと我慢しようというので、30番目を設計時間交通量とします。計画水準というのは日本だけの造語ですが、サービス水準が、これに当たります。
CO2排出量
CO2 emission quantity英語で表示するとこういう感じでしょう。CO2排出量低減値ならCO2 emission quantity reduction amountという感じでしょうか。NOX除去
NOX removal英語で表示するとこういう感じでしょう。NOX除去ならNOX removal functionという感じでしょう。