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佐藤渡辺通信022号 差別用語 オカマさん

 (株)佐藤渡辺の人気ページ、建設用語小辞典、最近は競合するサイトも Wikipediaをはじめとして多数出てきて、一頃に比べると半分くらいのアクセスになってきましたが、一応は根強い人気を保っています。この中には差別用語と解されるものがかなりあります。筆頭は「土方殺すに刀は要らぬ、雨の三日も降ればいい」という土方、次、土工がきて、人夫、この言葉は今やワープロでも素直には出てこなくて、ヒト、オットと入力しないといけないようです。人足もヒト、アシで入力しないいけません。そういえば土工も同様です。ずーっと昔の新聞記事には凶悪事件があると、「その日、土工風の男が現場近くで目撃されている」とか書かれていたものです。
 その次が労務者、これは差別用語だというので、言い換えているうちに言い換えた その言葉も差別用語になったりということで、放送関係では労働者とか作業員とかになるようです。トイレを引き合いに出すのは労働者とか作業員に失礼ですが、クワヤから始まる、この言い方の変遷を考えると、この先、どう言い換えるのだろうと気になります。労働者は多分、終着駅でしょうが。
 人夫という言葉ですが、人妻の比べると、同じ夫妻でどうしてこうも意味が違うのか? これは男女差別だから差別用語なのか?と気になります。人妻の方は「まだまだ、アタシだって捨てたものじゃないわよ。」と道ならぬ恋の一つも夢見る、片や「人の妻にしておくのは、口惜しい」という未練の残った色っぽさがあるのに、人夫の方は単に人の男みたいです。ヒトオットと読むのはちょっと語呂が悪そうです。ヒトノオットなら寝取るということもあるわけですけど。
 次に多いのが、目の不自由な人に関わるものです。穴の開いた管を地中に埋めて表面からは見えない排水のための溝みたいなのには盲暗渠、盲下水、盲排水という言葉が使われていました。今は地下排水溝という言い方になります。これだときちんとした構造物みたいです。目には合わせ目とか割れ目、分かれ目とかの 隙間という意味があり、排水性舗装みたいに空隙があるから役に立つものの隙間がゴミなどで詰まると目つぶれとか目詰まりとか呼んでいましたが、これも差別用語の仲間入りして今では空隙つぶれ、とか空隙詰まりになっています。
 差別用語も労働者が「俺たち土方は、・・」と言う分にはお咎めはありません。同様に目の不自由な人が「めくらがめくらと言って何が悪い」と言われれば、いえ、悪くはございません、ということになります。要(カナメと入力すると素直に変換できます。)は自らの有り様に誇りを持てるかどうかなのでしょう。
 オカマですが、これは差別用語だったという感じになってきています。少なくともテレビを見ている限りでは一人前以上の市民権を獲得しているように思われます。おすぎ、ピー子をはじめとしてオカマであることを恥とせず、むしろ、それが売りでもてはやされるという時代になってきたようです。
 語源がはっきりしませんが、お尻のことをカマというからだとか、江戸時代の陰間という男娼が訛ったものだとか、学のある人は梵語の愛欲を意味する「カーマ」から来たとかいうようです。カゲマがどうオカマに訛るのか見当もつきません。多分、尻でしょう。自動車の追突もオカマを掘るですし。これは歴史が浅いので由来とするには足りませんが。「カーマ」というのは男色が仏教とともにやって来たという説に基づくものでしょう。僧侶は女犯は禁じられていたので代用として出現したということですし。この頃は衆道と呼ばれる道の仲間で恥じる風もなかったようです。いま、またオカマ道なる言葉が出現しているようですが。
 いま、またこの衆道が復権しているのでしょう。世の中平和になり、富裕を極め、あらゆる愉しみを尽くした人々が出てきて、代替ではなくて、別の愉しみを求めて道を究める人たちがいるようです。テレビ界、それと持ちつ持たれつの芸能界にはそういう人が多いのだろうと思います。何しろ文化の先端を行く人たちなので。テレビでのオカマさんの出現率は一般社会での出現率よりははるかに高いように思います。
 こうしてオカマさんは大手を振って歩けるようになったわけですが、人間を動物として見たとき、やはり不自然という感は免れません。種の保存という大原則を無視した存在だからです。まあ、ちゃんと種の保存をしているオカマさんもいますが。
 神は多分、すべての動植物を滅ぶべくプログラムしただろうと思います。もちろん、保存の本能も添えてはありますが、基本的には自らが滅亡を選ぶ性質を持たせたのだろうと思います。人間が滅びるのは大量破壊兵器による世界戦争なのか、大自然の変化によるものか、大ヘラジカみたいに自らの選択によって結果として滅びるのかというと、後者の方が可能性が高いのでしょう。まあ、大量破壊兵器も自らの選択に違いないでしょう。
 動植物の進化には、それ自身の意志みたいなのが遺伝子レベルにも反映される仕組みになっているのでしょう。単なる優勝劣敗ではなさそうです。戦後の日本人の体型の変化はだいたいのところ、日本人が望む方向に、つまり胴長短足から胴短長足に変化してきているようです。肥満も問題になっていますが底流では女性たちは、とても子供を生むのに適しないだろうと思われるくらい美しく変化を遂げつつあるようです。
 オカマさんの復権もこうした流れの一つでしょう。芸能界から庶民の世界に広がって最後には種としての保存ができなくなる、というストーリーも描けるかもしれませんが、それが神の定めた最強力のプログラムとどうかは分かりません。いろんなストーリーのプログラムの中の有力な一つではあるでしょう。多分、神のプログラムは、ひたすら幸せを望んだあげくの結果が滅亡という皮肉なものになっているように思います。ひたすら幸せを望んで大量破壊兵器を作り、動植物を獲り尽くし、同性愛に走って、という具合に。
 こうした話は良いとか悪いとかいう話ではないでしょう。神が望むのは、人類が望みのままに幸せに最後の時を迎えることだ、と思います。どういう滅亡の仕方かは人類に選択権は残していると思いますけど。ほっそりした超美人となよなよした男の世界というのも、人類が望むならその一つではあるでしょう。差別用語から多分に意図的に脱線してこういう話になりました。

法の下に平等
 遠藤農水省も辞任してしまいましたね。とにかく農水省は鬼門です。本人も農水省だけはやりたくなかったようですが。本人も監督官庁も会計検査院も三年も前から承知していたという農業共済組合の組合員水増しによる補助金の詐取みたいなことだったようですが、大臣にならなければ表沙汰にはならず、いつしかウヤムヤになる類のことだったのでしょう。これが国会議員でもなければ、とうの昔にしょっ引かれていたでしようが。
 この件で家内が「法の下に平等だったらこんなことにはならないでしょうに」、ふん、たまにいいこと言うな!と思いましたが、ちょっと考えてみて、いや「法の下に平等にしようとするからこんなことになるのだ」という方々も居られるように思います。
 この一件は情報源がよくわかりませんが、目を光らせている人が居て、全部は無理だからとにかく農水省に集中して調べている人が居るのでしょう。そうすると面白いようにポロポロ出てくるということなんでしょう。かつてはウヤムヤで終わっていたであろう事どもが、次々と表に出てくるのは、自民党の力の衰えか、ネットによる情報までは抑えられないということなのか、うがった見方では行革々々、天下り ご法度とイジメが厳しい官僚筋から情報が出てくるのか、どうなんでしょう。最後のが一番可能性があってキツイような気がします。「政権が役人を見放すのなら、その逆もあるよ。」ということもあるかも知れません。

佐藤渡辺サイトの近況
 07年8月の画像を含まないページビューは 423230と、またも先月から4万5千近くの減です。夏休み関係したのでしょう。用語辞典にしても文化関係にしても競合するサイトが増加しているのも確かです。
 
家の話
 オクラを三本植えてましたがほどほどに穫れています。ゴーヤも二年続きで植えて、今年は去年よりは出来がいいようです。来年はもっと土を作って、ちょうど縁先に植えていますから日よけが期待できるくらいの高さにしたいと思っています。レタスの花ははかなく、消えてしまいました。ひょっとすると、ひょっとしてタカナみたいに二世がどこからか出てくるかも知れません。
 アスパラガスは 10年くらい経ってついに寿命がきて、鳥が実をついばんでまき散らしたのが思わぬところから生えています。植え替えて何とか育たぬか、とやっています。アスパラガスの跡はぎっしりと根が詰まってスコップも立たぬ硬さになっています。毒を出してほかの植物を育たぬようにしているとかいう話ですが、とにかく自分の根も張れない状況になっていました。ニラだけはそんなところでも平気で育っています。
07/09/04発行 163部 先月-3部

毎回、4、5通が宛先不明で戻ってきます。三回連続で不着になったらリストから削除しています。2、3を削除しますが、だいたい同じくらいの新規申し込みがあって、同じくらいの発行部数になっています。

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