佐藤渡辺通信011号 知的所有権
前々から著作権とか特許権などの知的所有権には疑問を持っているのですが、はっきり論点がまとまっているわけではありません。前号でビル・ゲイツさんの話題を出したので、ちょっと考えてみましたが、結局は断片的な考えしか浮かんできません。 著作権と特許権、どちらが先か知りませんが多分、著作権が先でしょう。著作権はエジソン以前からあったようですから。特許権もエジソンよりは前にあったのでしょうが著作権は50年、特許権は20年でかなり扱いが軽くなっています。 これからいろいろ調べてみたいと思いますが、特許権については維持費がかかり、最初は安いものですが、年々、倍々と増えていく仕組みになっていて、使いもしない特許は持ち続けられません。その点、著作権はどうなっているのでしょう?。 もう一つ、特許権については審査があって、これに通ってから社会一般に公開して異議申し立てがなければ初めて特許権が成立します。著作権は書いたりしたものを公開した辞典で著作権が成立するのでしょうか? 別に特許権の扱いが著作権の扱いに比べて不公平だと思っているわけでもありませんが、どういう理屈でそうなるのでしょうか? 著作権とか特許権などが必要になる理由ははっきりしています。それが無ければ、そもそも作家の生活は版元からのお恵みにあずかって成り立つということになり、したがって制作意欲は殺がれ、一般社会は良い作品を手にする機会を失うということ。特許権についても同じようなことです。これが保護されなければ技術の進歩は止まるとも言われます。 明々白々な事実のように見えますが、そうでしょうか? 著作権とか特許権は歴史的には非常に新しいものではないでしょうか? 太古の昔から様々な芸術が存在し、ゆっくりとながら、次々と技術は進歩してきました。特許権は確かに技術の進歩を加速したでしょう。 太古の時代には今日の芸術家、発明者は王の恵みにあずかる職人に過ぎなかっただろうと思います。それでも、芸術職人は自らの美への志向から芸術作品を、技術職人は知的好奇心から、いや私のように楽するためには苦労を厭わない精神から、新しい技術を生み出してきたのだろうと思います。 著作権とか特許権がなければ芸術や技術の進歩はないというのは速度の問題でしょう。確かに、こうした知的所有権が保護されるようになってからの進歩は目まぐるしいものがあります。ひょっとすると速度違反ではないか?という気がします。ビル・ゲイツさん率いるマイクロソフトは知的所有権で築いた独占的地位を利して、他者の技術進歩の芽まで摘もうとしているようです。 また、一つ、知的所有権の対価はどれほどであるべきなのか、取れるだけ取るという考えでいいのか、買い手から強奪するようなのはどうかな?という問題があるように思います。知的所有権はそれ自身、独占権です。独占権を振りかざして買い手の生涯賃金をも上回る年収どころか月収を得るのはどうか?という気がします。 またまた、一つ、音楽CDが東南アジア向けに輸出したものを逆輸入すると、同じものが、はるかに安い値段で供給できるということがあります。音楽の著作権はもっとも手厚く保護されていて、独占権と再販価格という法律の保護のもとのカルテルで価格が守られていますが、東南アジア向けに安く売って儲けているのに、国内ではそれ以上に儲けるのを権利と考えるのは独占権の濫用のような気がします。 そういう独占権にあぐらをかいている人々、そこまでは行かないが、それにぶら下がって生きている人々がいるので、今の制度を直ちに改めるというわけには行かないでしょうが、今は正しい方向からそれているような気がします。 とりとめのない話ですが、こうした問題点をクリアに考えるのは政治家、法律家たちなのでしょう。新聞とかのマスメディアはとてもじゃないけど、知的所有権の美酒にあずかっているので、正しい方向は分かっていても打ち出さないでしょう。新聞で知的所有権の問題点について触れられているのは見たことがないように思います。
考えがまとまらず、なかなか執筆できないので、とにかく書き始めたらこんなことになりました。
佐藤渡辺サイトの近況 06年9月の月間の画像を含まないページビューでのヒット数は 48,8504で先月からさらに1万ほどの減です。低落傾向が続いています。何が原因かというと建設用語小辞典、世界の文化関連で競合サイトが次第に力をましてきたことがあるようです。6月をピークに下がり続けています。本業の方のページへのアクセスは、ある程度は全体の減少の影響は受けますが、9月は8月よりは増えています。 佐藤渡辺になってから、検索エンジンでは Yahooが僅差で Googleをうわまわっていましたが、9月はついに Googleが逆転しました。どうも日本の世の中では Yahooが 90%と言われているのと傾向が違いますが、掲載しているコンテンツ・内容の傾向によるのでしょう。本業のトップページは Yahooから来る人が Googleから来る人の 5倍くらいになっています。 もう一つ特徴的なのは収集ロボットの来方です。ずーと、両方とも毎日、1000強のファイルを持っていっていましたが、このところ、Yahoo Slurpは相変わらずですが、Googleの方はここ一ヶ月以上 100ファィル前後になっていて、それでいて Googleから来る人の方が多くなっています。1000ページも持っていくほど、更新はしていないのに、と思っていましたが Googleは効率的なデータ収集のノウハウを掴んだのかも知れません。
阿倍さんは、一応は圧勝で第一歩の中国訪問もとにかくクリアしたようですね。この人の口癖の何でも「しっかり」は、多分、この人は、お母さんから「しっかりしなさい」と言われ続けていたのでは?と思わせます。ほんとにしっかりしてくださいよ。 キムジョンイルさんやってくれましたね、核爆発実験ですか! 核に関しては「やったもん勝ち」を証拠づけしましたね。だけど、これが日本のある種の世論には追い風になることは間違いないでしょう。日本の高度成長を支えてきた平和憲法も改憲への抵抗が薄らぐでしょう。 テレビで外人タレントが日本はその気になれば三日で作れるでしょうといっていたたけど、三日は無理、三年はかかるでしょうけど、まあ、確かに作業員がバケツで似たものを作っちゃいましたからね。アメリカでもしてやったりと、ほくそ笑む人たちがいることでしょう。役に立つかどうかは分からないけど、気休めになる商品をいっぱい買わされることになるかも知れません。阿倍さん、ほんとにしっかりしてよね。
家の話<br> 庭にある作物はアサツキがほとんど、ナスとピーマンが一本づつありますが、時に添え物になる程度です。アサツキは夏の夏眠から覚めて、もうすぐ霜が降りはじめればまた冬眠です。春に苦労して芝をはがして植えたゴーヤは、苗の手当が遅れて、元の土地が痩せていることもあって何とか6本だけ取れました。人並みの大きさのは3本だけでした。 カレンから Why Japan is Japan?の感想はきました。まあ、それほど感心したようでもないようです。彼女は今のプルーデンシャル不動産のパートは辞めて本格的に大学で勉学するそうです。大学では代数(イーッという擬音つきで)、必修の体操関係ではヨガをやるそうです。代数は頭を、ヨガは体を若く保つのにいいだろう、といって起きました。彼女は母親からはスキニー skinny つまり骨川筋右衛門と言われているそうですが、日本では自分よりスキニーなのがいっぱいいると言ってました。今回のお知らせはこの程度です。 06/10/15発行 171部 前月+6部
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