コンテンツ紹介 | 佐藤渡辺 | 建設用語小辞典(英仏独和) | 世界の文化 | 世界の国名・国旗の由来 | 和訳・日本の文化 | 韓国地図検索 | ソウル地図検索
県別自治体リンク | 50音自治体リンク | スパム紹介とジョーク | 面白いサイト | 面白い英語の言葉 | 作者のページ(更新状況) | 済州道地図検索 | お問合わせ

佐藤渡辺通信 No.55 自由と競争・協調

 「自由」、戦前の軍国教育をたっぷりとではないけど、小学四年生まで味わった私は、戦前の日本には二度と戻りたくありません。ほんとに日本が戦争に負けてよかったな、と思っています。その点、アメリカには感謝の気持ちです。そのために犠牲になった多くの人々にも感謝しなければならないでしょう。占領はイラクなどとは全く比較にならない、順調そのものに進行しました。あの時の経験が、イラクでもうまく行くはず、という誤解を招いたのかも知れません。
 ブッシュさんが信奉する「自由と競争」、その名のもとに進める政策が世界のあちこちで、問題を引き起こしているようです。「自由と競争」がなければ、進歩はない。そうなのか? 進歩が加速されるのは確かのようです。しかし、協調を忘れた「自由と競争」、それがもたらすものは「強者の自由は弱者の不自由」にほかなりません。日本は敗戦してずいぶんと学びましたが、勝者はあまり、学ぶことがないのかもしれません。その点、フランスなどは、これまたずいぶんと学んでいることでしょう。
 「強者の自由」、これは悪いことに一時的には、大多数の人の利益に叶うことが多いのです。強い企業が不当に安い価格で、商品を提供して、弱者を排除する行為は独占禁止法の対象になりますが、これは少なくとも一時的には消費者の利益に叶うはずです。
 数日前に、マイクロソフト社がヨーロッパで、Windows Media Playerを、オペレーティングソフトである Windowsとの同梱について、30億ユーロの課徴金をかけられる、という新聞記事が数日前にありました。マイクロソフト社が素直に応じることはあり得ないので、裁判になって長引くことになるでしょう。これは、インターネットのブラウザで、競争会社のNetscape社の Navigatorをけ落とすために、エクスプローラを Windowsに同梱したときと、同じ手です。
 これは見事に成功しました。それまで、どちらかというと、押され気味だったエクスプローラは今ではほぼ独占を完了し、Netscapeを使う人は、ごく一部、佐藤渡辺のサイトに来る人でみれば 3%ほどにしか過ぎません。このとき、マイクロソフト社の意図は誰にも見え見えでした。しかし、誰も同梱をやめて欲しいとは思わなかったでしょう。Windowsを買って、エクスブローラをまた、別に買うのは消費者にとってハッピーではなかったということです。
 これが長期的に良かったのか?となると、ほんと、疑問符です。Netsccapeの Navigatorは、メール機能、ホームページ作成機能などを、ごちゃごちゃと一緒くたにして、立ち上げに大変な忍耐を要する肥大化路線に走るという、過ちを犯しましたが、ブラウザとしては優れていたのです。これも、マイクロソフト社の作戦のお陰で、タダで手に入るようにはなりましたが、もはや抜本的な改良をするだけの力を失っている、と思います。
 もはや、競争者の無くなったマイクロソフト社は、Windowsの値段に、自由にエクスプローラの値段を含めることができるわけです。ヨーロッパて今、やろうとしているのもそれで、多分、私の予想では、裁判に勝とうが負けようが、マイクロソフト社は、実質、同梱をやめることはないし、ヨーロッパの消費者も当面は、その方が得でしょう。しかし、将来に向けては選択の自由を失うことになるでしょう。
 楽しくない話題ですが、こんな短い文章でものごとの本質を言い表せるはずもありません。しかし、「自由と競争」については、私が長年といっていいくらい以前から関心を持っていたことなので、折に触れて、話題にしていきたいと思います。辛抱してください。あまりまとまりはありませんが、ものを考えるヒントくらいにはなるかな?と思っています。

佐藤渡辺サイトの近況
 先月の月間の画像を含まないページビューでのヒット数は488,571と新記録でした。4月前半は学校関係が休み、アメリカも4月はじめにイースターの連休があって、アクセスは低調で、とても新記録はない、という感じでしたが、後半に入って急上昇してきて、こういう結果になりました。画像も含めたヒット数で見ると、アメリカの教育関係が大幅に増えています。これは先月作った、英語の名前を日本の文字、と言ってもカタカナとひらがなで英語の名前を書く方法のページを作り、フォント代わりに、文字の画像を100個くらい作ったのが効いたようです。このページを開くだけで、カウントが100以上上がるわけですから。
 このメールの差し出しのアドレスが変わったのにお気づきでしょうか? 以前のアドレスがスパムで煩くなったので閉鎖してしまったのです。これでスパムはぐっと減ったのですが、何だか淋しくなって、ホームページの全ページにウイルスに偽のアドレスをつかませる罠を仕掛けてあるのを思い出して、その偽のアドレスを開設してみました。これはウイルスあるいは、アドレス収集の厄介ロボットしか知り得ないアドレスなので、中身は見ませんが、数だけを見ています。一日90通くらいから、数百通まで幅があります。
 そんなことを知ってどうする? 私もそう思いますが、何かの傾向が掴めるかな、と見ています。例えば大発生の兆候とか。それで何か分かったとして、それからどうする?と聞かれると、はたと困ってしまいますが。
 おかげで、ウイルスフォルダに落ちるメールも一日、せいぜい5通くらいです。偽アドレスにくるやつは別のところに落としていますので。ウイルス罠にかかったやつも、ほとんどはウイルス除去の報せです。今回の大発生は、通信容量をやたら食って、プロバイダ自身も困るため、チェックするようになったようです。以前は OCNはウイルス除去は有料サービスでしたが、自衛のためにはそんなこと言っておれなくなったのでしょう。ウイルスのついたのが来るとややっ、これは新種かな?となります。

イラク人質
 いろいろと、マスコミでも自己責任論、家族への非難とかありましたが、とにかく解放されてよかったです。私も、自分の中で、自己責任論と、そうはいっても知ったからには助けなければ、という気持ちがいったりきたりしていました。家族が、冷静な判断ができなくなるのは当然のことで、マスコミで取り上げるほどのことではないでしょう。イラクにも、純粋に政治的にアメリカに対する抵抗として活動するグループと、金に絡んでやるグループもあるのでは?、という気がしています。

家の話

 大変です。カレンが夏に日本にきそうです。間違いないでしょう。家内は畳替えをしなければ、いや、あれもこれも、と気をもんでいます。私も、かなりのところ、そうですが、持ち前のノーテンキで乗り切ることにします。メールは週に一回は、行き来しています。
 今や、雑草との戦いが始まりました。カレンの家は芝生がタンポポで花盛りと、これも暢気なことを言っていますが、狭い庭が雑草で占領されるとほんとに貧乏くさくなりますから。アサツキがおいしい時期は終わりかけています。夏は夏眠するのです。秋口に涼しくなりかけると、また、芽を出してきます。手間のかからないいい草です。


今回のお知らせはこの程度です。
04/04/01発行 145部 前月+3部

目次へ

 また、随分減ったものです。マリンナビへお知らせメールの申し込みをすると、ほかのマリンナビのサイトのお知らせメールも自動的に配信されるらしいので、そのつもりも無くて受信していた人がかなりいたのでしょう。

このホームページの更新状況などのお知らせをご希望の方がありましたら、下記の申し込みのフォームでお申し込み下さい。私どもからのお知らせのほかに、「まりんにゅうす」というメールマガジンも届くことになります。

新感覚検索サイト MARINE NAVI あなたの
E-mailアドレス